外資の二次面接は少なくともあなたの実務経験でのハードスキルは一応合格したといえます。
二次面接でのチェックポイントは2つ。
ハードスキルの信頼性と再現性。
いっしょに働きたいと思うかどうか。
“Good Fit” か、どうかでは足りず、“Best Match” をアピールする必要があります。
あなたのミッションは、他の一次合格候補者を引き離す こと。
この記事では、二次面接で聞かれるハードスキルの信頼性や再現性とBest Matchプレゼンで必須の英語フレーズをそれぞれ紹介します。
二次面接の結果を絶対に引き寄せてください!
目次
外資の二次面接 ポイントは2つ
二次面接の準備ポイントは2つ。
“More Detail(追加詳細情報)” & “Best Match Presentation(ベストマッチ・プレゼン)”
この二つです。
二次面接では一次で聞いた質問を再度質問します。
特に、今回応募しているポジションに求められているスキル関連について、再現性、実績深度と鮮度などを意識的・意図的に確認しようとします。
“Tell me about your ○○ skill. ”
“Tell me about the time when you demonstrated your ○○ skill ”
このような質問を再度二次面接で別なシニアな面接官がします。
準備のポイントはー
一次面接の回答内容を要約して『新しい情報』を付加して回答
つまり、同じ回答はしない。
注意すべきことは、なぜ、一次と同じを質問を再度するのか?
それは、
採用したあなたが、チームに加わることで、なにが期待できるのか?
あらたに、どのようなインパクトでチームのドライバーエンジンになるのか?
採用担当者はこのような疑問を持って面接します。
この疑問を解消することがあなたに求められています。
ポイントその1 追加情報の準備
疑問を解消するには、一次で示さなかった情報を追加する必要があります。
準備は3つのステップで行います。
ステップ1:「一次面接でどのような質問があったのか」を思い出す。
ステップ2:「なにを回答したのか」を詳細に思い出す
ステップ3:「追加する新しいエピソードを探す」
この順番で回答設計を準備します。
一次面接で
何を」伝えたのか?
「何を」伝え忘れたのか?
「何を」伝えるべきだったのか?
「何を」付け加えるべきだったのか?
「この「何を」を探究することに専念します。
そして、この「何を」には鮮度が求められます。
聞くのがはじめて、伝えるのがはじめて。
この「何を」を掘り下げることが重要。
伝える際の注意点は ー
「一次の回答情報をコンパクトにまとめるスキル」+「新しいなにか」
この構成で準備します
回答文はSTAR+Cの設計で行います。
この設計構成で、
A+R(Action+Result)は今回のポジション関連のスキルに対する、信頼性・再現性などにつながりー
C(Core Value)はあなたといっしょに働きたいと思わせる要素につながります。
つまり、具体的な行動による結果(実績)とその一連から得られた学び=あなたのコア・バリューであなたの人間性が伝わるように設計すること。
ここの部分が、「いっしょに働きたいと思わせる」要素になります。
STAR+Cの設計
求められるスキルを発揮した、難しい状況
そのときの、あなたに求められていた使命
その状況下であなたが実際行った決断・行動
その決断・行動の結果・実績
一連の行為から学んだこと(=あなたのコアバリュー)
この構成で回答準備を行います。
目的はー
採用したあなたが、チームに加わることで、なにが期待できるのか?
あらたに、どのようなインパクトでチームのドライバーエンジンになるのか?
この疑問を解消してあげること。
ポイントその2 ベストマッチのプレゼン
既に、一次面接のスクリーニングで “Good Candidate” だと、既にわかっています。
“Good Candidate” は “Good Guy” 程度だと思っておきましょう。
そして、ポイントは “Good Fit” かどうかを面接官は判断評価します。
あなたに求められていることは、面接評価が “Good Fit” ではなくて、“Good Match” にすること。
“Good Fit” と “Good Match” の違いは、
採用企業が「いっしょに働きたい」と思うかどうか
チームメンバーがいっしょに働きたいと思うかどうか。
あなたは、そう思わせられるかどうかが、要求されます。
企業文化は組織や部署・チームに応じて異なります。
Company Culture > Department Culture > Team Culture > Manager Culture
重要なことは、企業文化を認識しながらチームカルチャーに “Fit” するから、チームメンバーに一緒に働きたいと思わせる。
二次面接実践英語フレーズ
要約フレーズ:一次面接と同じ質問に対する回答の頭出フレーズ
To recap briefly …
手短に要約すると…
Let me just briefly go over with what I mentioned last time.
前回、ご説明したことを手短にお話します。
To sum up what I said before…
私が前に言ったことを要約すると…
In brief, …
要約すると…
As I mentioned in our previous discussion, …
前回お話し致しましたように…
追加フレーズ:要約後につなげる付加情報の頭出フレーズ
You asked previously about my ○○ skills, and while I did mention that my current job involves △△, I didn’t mention that I also use □□□…
○○スキルについて前回ご質問されて、現在の仕事では確かに△△も行っていることはお伝え致しました。ただ、□□□も行っている(使っている)とはお伝えしていませんでした。
Oh and there’s something I forgot to mention earlier. During my work at □□ …
あっ、それと、前回(先ほど)お話しし忘れたことがあります。現在の□□での業務では…
I forgot to mention about …
…についてお話しし忘れました。
Regarding our previous discussion about my ○○ skills, let me just add to what I was saying before.
わたしの○○スキルについて前回お話ししたことに付け加えさせください。
There’s something I should have said earlier.
前回お話した方が良かったことがあります。
That reminds me, I also encountered this kind of situation in my previous job which I was discussing earlier.
そういえば、先ほどお伝えしたように、前の仕事でも同じような状況に出くわしました。
スキルの再現性&説得フレーズ
I think my ○○ skills are strongly evidenced by my years of involvement in …
私の○○スキルは、長年…に関わっていることからも強く証明されていると思います。
My work in this project testifies to my ability to …
…の能力はこのプロジェクトでのわたし実績からでもわかります。(証明されています。)
This experience really embodies my approach to …
この経験はわたしの…への取り組み方をはっきりと表しています。
My active involvement in …, provides a great example of my commitment to 〜
…への私の積極的な関与は、〜への私の仕事の関わりの端的な事例です。
Best Match のデモンストレーション・フレーズ
Actually, the “work culture” at “Target Company” is one of the things that most attracts me.
実は、「対象会社」の「職場文化」がわたしにとっての一番の魅力です。
I’m someone who … , so the culture of “Target Position” in this company really appeals to me.
わたしは…(をする)ヒトです。従って、今回のポジションの職場文化はわたしにとって本当に魅力的です。
Because of my natural …, I think I would be a great fit for the style of “Target Position”.
の業務スタイルはわたしにぴったりだと思います。
わたしの、自然な…から、今回のポジションI feel a strong attraction to the way of doing things here.
やり方)には強い魅力を感じます。
(こちらの会社での仕事)の仕方(From everything I’ve learned about your operation here I am confident that my … skill would be a great match with your team.
伺ったすべてのことから、私の … スキルはチームといっしょに仕事ができると確信しています。
この部署についてThe company mission statement … , really resonates with my core value..
…は、本当に私のコア・バリューと共感します。
ミッション・ステートメントである二次面接注意点
一次面接がWeb面接だったり、電話面接だったりした場合は、今回が本当の一次面接になります。
もし、旅費などを採用企業側は負担して本社や最寄りの面接会場まで足を運んだととしても、油断しない方がいいですよ。
一次面接の姿勢で臨みましょう。
オファーが欲しい気持ちはよくわかります。
本音以上にベストマッチ化しようと意図的に演じるcandidateもいます。
もし、なにか、一抹の不安が感じられるのであれば、質問を徹底的にする。
クリアにすっきりなる作業も重要。
あとで、rejectする可能性があるのであれば、面接を進めるのは、双方にとっての時間の無駄にもなります。
間に転職エージェントが挟まっている場合、もっと最悪。あなたの記録は担当者のみならず、エージェント企業にも残ります。
ですの、外資転職組は慎重な判断が求められます。
外資転職PONGのまとめ
外資の二次面接は一応初期審査でスキルは要件を満たしているということ。
ですが、安心はまだできません。
スキルの信頼性と再現性をくどいほど確認してきます。
そこで、少しでも面接官に疑念を想起させれば、即終了。
逆に、安心させれば、オファーレターまでは案外早いかもしれません。
ぜひ、この記事の内容を実践して、結果を引き寄せてください!
Stephen Pong
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