外資に転職してキャリアアップしたいと考えているあなた!
躊躇してる?不安?失敗したくないと思ってない?
色々と悩みはあるでしょうね。日本企業との文化や風土的な違い。あるいは、英語に対するコンプレックス。外資に行ってやっていけるかしら?
などと、いろんな考えがよぎりますよね。
通算10年くらい外資系金融にた僕です。当然、解雇も経験しています。その間、いろんなヒトをまわりでみてきました。キャリアアップできたヒトできないヒト。
どうして、あんなアホが生き残っているのか?
どうやって、あのヒトが昇進できたの?
この記事では様々な経験からアドバイスしていきます。
特に皆さんが、思っているのとは違い、外資は意外にもジャパニーズなところが多いという点。日本人上司と外資人上司の使い分け。
この記事が皆さんにとって、参考になればうれしいです。
ぜひ、最後まで読んでみて参考にしていただければと思います。
目次
外資のキャリアアップは人間関係づくりから
あなたは外交的な人ですか?それとも内向的な人ですか?
外交的な人の場合は、英語のスキルよりも”無駄ばなし”を積極的に外人スタッフとすることを意識するといいです。
特に、日本支店などに着任して日本のことをあまり知らない外国人スタッフならいろいろと連れて行ってあげると喜びます。基本は日本人どうしでやることと一緒です。
逆に、内向的な人の場合でも、人間関係を構築する方法はいくらでもあります。趣味があれば、趣味を全面に出すことはひとつの方法です。あくまでも、相手が外人であれ日本人であれ、人間どうしのつきあいの構築なので、あまり神経質にならなくてもいいです。
外資で失敗しないヒトの共通点
ひとことでいうと、NICE GUYです。これは珍しいことではなくて、日本の会社でも同じだと思います。「あいつはいいやつだ!」というヒトはみんなから愛されますよね。人気もあるでしょうし。外資でも同じです。これは、日本に進出している外資に限らず、本社でも同じですね。また、健康的な趣味を持っているヒトもいい感じで成功しています。これは、話題が豊富でまわりに外人が集まりやすいという傾向があります。逆に無趣味のヒトでもParty Peopleならまわりにヒトは当然集まります。
また、既婚者でお子さんなどがいらっしゃる場合、家族ぐるみの付き合いを外人上司の家族と言葉を超えてお付き合いきれば最高です! 都内の外人の多くはアメリカンクラブで横の繋がりをつくります。家族が現地の人とつながる機会は少ないです。ですので、この点をあなたのパートナーと一緒に補完できるようであれば、最高です!
特に、外人スタッフがあなたの上司であれば、その上司の奥さんの意見は大きいです。ですので、家族ぐるみのお付き合いはした方がいいですよ。
趣味があえばOKです
いつもいつも、仕事のはなしばかりすると、外人もしんどいです。これは、日本人でもそうですよね。ですので、仕事以外の話題で盛り上がれるのであればOKです。自信をもってください。
それで、趣味があまりないという人におすすめの転職方法があります。
外資で失敗するヒトの分岐点
建前論でいうとー
短期(Short Term)で外資の社内でで認めてもらうのは、非常に簡単です。「結果」を出せばいいんです。特にコストセンターではなくてプロダクションセンターであれば非常に分かりやすいです。
数字が全てです。
長期(Long Term)で認めてもらうには、短期の成果の積み重ね+「運」が必要になってきます。
これは、本社のキーパーソンとの出会いです。そして、気にいられることです。
本音論でいうと、成功の分岐は最初から「運」です。つまり、日本支社の中の(本社から来ている)キーパーソンにまずは気に入られることです。また、1、2年の転勤でアメリカ本社から来ている役員に気に入られることも本社異動しやすくなります。
もっと言ってしまえば、数字が上がらなくても、キーパーソンに気に入られれば生き残れますよ。
また、キーパーソンも心得ているので、お気に入りのスタッフを数字で評価しない部署に移します。
外人のキーパーソンとの付き合いは長期ビジョンで考えるようにした方がいいです。
いずれ、この外人上司も転職や独立する時期が来るかもしれない。その時に、あなたも連れて行ってもらえるような関係づくりをすることを意識してBridgingすることをオススメします。
あなたにとって、残るという選択肢以外の選択肢を増やす作業は豆に行うことは外資では常に必要。
ある意味、定期的な転職エージェントとのミーティングも必要。
外資のキャリアアップのための必須スキル
- いいやつはどこに行ってもいいやつです(外人はそういうヒトを好みます)
- 仕事ができること以上に人間性に魅力のある趣味を持ったヒト
逆に仕事人間は若いうちは好かれますが、そのうち飽きられます。
長い付きのできそうな日本人を外人は好みます
そういうヒトにはチャンスが訪れやすいです。理由の如何に関わらず、社内のスタッフが辞めるのはあなたにとってのチャンスです。新しいポジションに就くことを打診されたら、間違いなくリスクテークすることをオススメします。会社が困っているわけですから、会社との関係に於ける「ギブ・アンド・テーク」の「ギブ」する度胸が求められます。
この新しいポジションであなたは素早く順応し成果を出すことが当然求められます。スタートダッシュをかまして結果を出せるよう、社内のリソースをできるだけ巻き込めるかどうかの調整力が求められます。
あなた自身の社内PRにもなりますし。
英語に関しては、本社移動や昇進を求めないのであれば、読み書きだけでいいです。数年であなた自身社内で使いものになっていない自分を見つけると思いますから。
だけど、本社移動や昇進=給料の増額を希望するのであれば、当然英語が話せることが重要です。
実は英語が話せること以上に重要なことがあります。それは、英語で無駄話ができることと、まめさです。
20代や30代の若手から中堅に必要なスキル
外資で生き残っていくために求められるスキルはレベルによって異なります。若手、中堅とベテランに分けて必要スキルを見ていきます。
20代若手: “便利で忠実なYES MAN”
上司が、外国人の場合は、日本語のできないヒトであれば「ラッキー」と思った方がいいですよ。
あなたを頼ること間違いなしです。ちょっと、うざいと思うかもしれませんが、トコトン手助けしてあげるといいですね。これは、同僚に対しても気が合うのであれば、トコトン手助けしてあげればいいですよ。
外人にとって必要な人材になってあげることがポイントです。
僕は、合コンのセッティングから全て手伝いました。
30代中堅:上司をいかによく見せられるか
営業系の部署で働くスタッフに求められるのはズバリ成績です。
売り上げに直結する内容であったり、新規顧客を開拓したり。
要は、アメリカ本社から見て、数多くある世界に散らばる支店の中でいかに日本支店を本社の経営陣にアピールさせることができるか。アピールポイントの花を上司に持たせられるかどうかがキーとなります。ここをトコトン追求してあげることが生き残りに左右します。
30代後半以降のベテラン:ハイレベルな人脈
ここでいう、ベテランとは日本人のトップの方を指しています。もうほとんど、支店の顔っていうくらいのヒト。恐らく、配下の日本人スタッフの多くがこの日本人トップを何かと頼ってきていると思います。このレベルのヒトに求められるのは、「人脈」です。経済界や政治の世界などとのパイプが求められます。それに加えて、本社の経営陣とのつながりです。この、本社とのつながりの作りに欠かせないのが、趣味だったり同じ大学だったりです。
若手や中堅に必要な「トコトン」は非常に重要
若手には上司に対して能力的にアピールできるのはやる気しかないでしょう。もちろん、成績もそれに応じて発揮出るようであればベストです。ですが、彼らはそれ以外でもあなたを必要としています。実はこのことに気づいている日本人は少ないです。
失敗しないキャリアアップ転職
外資への就職、或いは、転職の目的は色々かと思います。
- お金
- キャリア・アップ(経験・スキルアップ)
- 英語が使える環境を求めている?
などが、よく聞かれます。
おそらく、お金とキャリアの両方が大きいと思います。
ただ、ここが分かれ目。
自分に自信があるのであれば、「キャッシュ」を追求!
逆に、あまり自信がないのであれば、キャッシュは諦めましょう!
「お金が目的なら」→「二年後には解雇」されることを前提
コンペンセーションの伸びしろは、当然営業系の方があります。ただし、営業職は景気の影響を直接的に受けます。従って、成績をあげる自信があるのであれば、ドライに割り切った方がいいですね。上司との付き合い方もドライに割り切る。あなたのあげた成績が自動的に上司の成績として本社に報告されます。このポジションの生き残り方は、上司と運命共同体関係を築けるかどうかにかかってます。
「解雇が嫌なら」 → 「お金は諦めよう!」
とある証券会社で、仕事をしている姿をあまり見かけなかい社員がひとりいました。加えて、彼のリスポンシビリティも不明確。
あとで、わかったことですが、彼は社長の通訳を長い間やってたらしい。
つまり、忠実な便利屋YES MAN。恥も捨てて、このタイプに徹することができるなら、給与はそこそこで長生きできると思います。
ちょうど、秘書が長生きできるように。。。
転職PONGのまとめ
外資への転職は「お金」を目的にする方が望ましい。
あなたが「リーダータイプ」か「フォロワータイプ」かで転職スタイルは変えた方がいい。
日本国内の外資は概ね日本企業だと思った方が無難。
外資での成功の分岐は外国人上司のキーパーソンに気に入られるかどうかで決まる。
生き残るための必要スキルは、まめさと英語で無駄話ができること。ポイントは外人上司をリフトアップさせるエンジンにあなたがなれるかどうか?そう思ってもらえるかどうかで決まる。
それでも、悩むようであれば、思いきって業界を変えてみるのもいいですよ!
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Stephen Pong
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