転職アドバイス

【2022年版 外資の業界変え転職】手順を4つのステップで解説 

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終身雇用がなくなり、経験や実績よりも、感情知能(Emotional Intelligence)や新しいテクノロジー・やアプリなどを使える “Agility(機敏性)” が重視される時代。

Critical Thinking, Problem Solving Ability そして、Can Do Attitude を前面に出していく必要が求められる。

この記事では、業界を変えての転職をする場合の手順と注意点について解説します。

いまいる業界が?と思う方ー

理由はともかくとして、業界を変えてキャリアパスを再設計したい方向けにわかりやすい4つのステップで解説。

外資の業界変えの準備と手順

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業界を変えての転職を引き寄せるコツは準備とリサーチ。

面接での質問は:

業界を変える理由と何ができるのか?

この2点が最初の壁。

面接官を説得する必要があります。

対象の業界や企業が判明していたとしても、いったん、白紙に戻して、リサーチと準備をしないと成功は引き寄せられない。

ポイントはオープンマインドな姿勢で向き合うこと。

急がない。

対象業界や特定の企業が決まっていたとしても、場合によっては、即その企業に応募することはあなたにとってハードルが高すぎる場合もあります。

そういうときは、途中に別な小規模企業への転職をしてから、最終目標の企業にアプローチする間接プランという考え方も重要。

ステップ1 なぜ業界を変えたいのか

 あなたにとって仕事をしていく上でのコア・バリューはなにかを書き出してみましょう。

 Consistency, Passion, Reliability, Commitment & Sustainability など

  •  情熱を傾けられるのことはなに?
  •  お金?
  •  世の中を変えたい?
  •  ヒトの役に立ちたい?
  •  まわりから羨ましがられたい?
  •  アップスキル?

コア・バリューは、いずれシニア・ポジションを目指すあなたにとって非常に重要になる。

 シニア・ポジションを目指す際の面接で必ず聞かれることは、

あなたの哲学・理念

 哲学・理念はあなたの行動・思考の基準となるもの。

面接前の1週間で仕上がるものではありません

長年の積み重ねで醸成されていくもの。

哲学・理念の基礎がコア・バリュー。

早いうちから、コア・バリューを設定しておきましょう。

 あなたにとっての業界変えの動機(キー・ドライバー)はなにか?

 Self Satisfaction, Work Style, Global Changes, result Driven & Digital Transformation など

  •  洗い出したキャリア上のキードライバーが満たされない?
  •  培ったスキルを別な業界で試してみたい?
  •  就職できるならどこでもいい?

ともに、面接で必ず聞かれる

“なぜ業界を変えたいのか?”

この質問に対する回答の設計には、キードライバーと動機一致していて回答内容の背景に含まれることが必須。

jennifer yellow
jennifer yellow
今の会社ではやりがいがない
stephen purple
stephen purple
別な部署に異動できたら、満たされるんじゃない?

などと、かならず切り返されます。

ですので、回答設計にベースとなるドライバーを明確に含めることが必要。

ステップ2 対象業界のリサーチ

業界リサーチは重要。

代表的なリサーチ手法は友人や知人からの情報。

知人友人のネットワークから情報収集

なかのヒトの情報は信頼できます。

雰囲気や業界ならではの文化・慣習や商習慣など。

一番重要なことは、使う言葉や考え方。

実は、これが、いちばん、オモテに出にくい情報です。

同時に、あなたがその業界に “合うか合わないか” を決定する要素にもなります。

 対象業界で求められるスキルマトリックスの作成

どのようなハードスキルが求められるのか、必ずリサーチ。

例 ー

IT:Communication, Problem Solving & Digital Conversant など

Finance:Financial Modeling, Analysis & Accounting など

Media:Creativity, Social Media & Content Management など

次に、あなた身につけているハードスキルと照合。

例:Financial Analysis, Marketing, Coding, Project Management, Budgeting & Sales Funnel Management など

重複しているスキルの実績の詳細化を行い再現性の可否をリスト化する。

例:Financial Analysis, Marketing, Coding, Project Management, Budgeting & Sales Funnel Management など

ターゲット業界の必須スキルとあなたの保有するスキルの重複スキルを洗い出し、その実績をリスト化する

手順のまとめ

  •  業界に必須のハードスキルをリスト化
  •  あなたのハードスキルをリスト化
  •  業界の必須スキルとあなたのスキルの重複を照合
  •  重複スキル別の裏付け実績を詳細に記載する

 業界の標準(専門)用語に身を慣らす

リサーチで収集できた業界用語に身を鳴らすこと。

同時に、あなた自身、しっくり出来るのかどうか見極めることもできます。

 業界とターゲットカンパニーを洗い出す

当然のことながら、業界が決まれば、その業界のどの会社をターゲットにするか洗いだします。

ただし、ここで重要な作業は、ターゲット1社だけではなくて、第2志望から第5志望まで洗い出すこと。

転職プランとしては、第1志望にいきなり応募するのはヒトによってはハードルが高すぎる場合もある。

こういう場合は、あいだに第1志望の周辺企業、例えば、あなたが洗い出した、第5志望の会社などでいったん経験を積んだあとに第1志望に応募するプランもあり。

ステップ3 レジュメの作成

大前提はJob Description に記載のハードスキルのKWの全てに当てはまらなくても良い。

応募先の業界のKWを意識。

面接に進めるのかどうかは、レジュメのハードスキルで判断される。

ここで注意することは、実績表記の部分。

対象業界での再現性を意識して、主要な実績でなくても良い場合があります。

Objective Section を入れる

英文レジュメに転職の目的蘭を加えて、あなたが洗い出した、キードライバーをなどを含めて構成を考える。

レジュメに記載することは、事前に面接官にその点について質問しても回答が予想できるようにしておく。

Functional Resume

通常の英文レジュメ(Chronological Format)は経験実績蘭は時系列順に記載しますが、転職する場合は、転職先業界で求められるスキル別に経験や実績を表記するファンクショナルフォーマット(Functional Format)を使うヒトも多い。

ただし、このフォーマットの場合、スキル別の記載なので、採用者側にはわかりにくいと思う面接官もいます。

また、通常の英文レジュメとは異なるフォーマットなので、何かを聞かれると不味いことを隠そうとしているのではないかと、思われる場合もある。

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ステップ4 キャリア・パスのプランニング

転職は戦略が求められるゲーム。

聞かれることは想像がつきます。

あとは、あなたがふさわしいかどうか。

いきなりゴール企業に応募するのは厳しい → 中間地点の設定

中間地点;スタートアップなど

グーグルなどのビッグネームは相当競争が厳しいので、既に見合う(ハード・ソフト)スキルがあれば直接応募することも検討できる。

しかし、スキルセットが不十分であれば、グーグルなどに即応募する前に、同業種のスタートアップなどで一時的に経験を1〜2年積むキャリアプランもある。

このときの、注意点は、グーグルで勤務するヒトたちの出身企業をリサーチすることも有効。

情報収集と練習のための面接設定

中間地点の企業を複数社リストアップして、それらの周辺企業を対象に情報収集を目的として応募してみることも有効です。

目的は、

  •  業界の雰囲気を肌感覚で理解する
  •  使われる(業界用語や専門用語などの)言葉の使い方を把握する
  •  面接の訓練にもなります。

転職は今後より活発になっていきます。

それは、競争激化を意味します。

つまり、練られた戦略と準備が求められるということ。

そのために、実践を積んでおくことは不可避。

外資転職PONGのまとめ

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終身雇用は消滅して、資格や経験などの比重も相対的に低くなり始めている。

むしろ、新しい技術やツール・アプリをいち早く習得できる機敏なリテラシーが重要。

そして、つねに、前向きで積極的なソフトスキル(コミュニケーション・スキル)。

外資の転職ループのゴールは様々です。

稼いだ金で再度学校に行きなおすヒトもいれば、出会った仲間たちと一緒に起業するヒトも。

いずれの場合も、転職した先にあるゴールです。

転職準備の一助になれば幸いです。

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