キャリア・ストラテジストのPONGです。
経験から、日本人は英文履歴書・レジュメの作成が苦手。アクションワードやパワーワードなどの動詞にばかり集中してしまい、肝心のキーワードを見落としてしまっているヒトが多い。
ほとんどのヒトは英文履歴書・レジュメが完成したら、不十分なまま、転職エージェント経由、或いは、直接、対象企業に送ってます。
実は、これって間違いです。
転職エージェント経由なら、一次面接までは行くかもしれませんが、直接応募の場合、まず間違いなく、面接までいくのが困難。
最終確認は定量的に行い、修正を加えながら精緻化・成熟化させていきます。しかも、スピーディに行う必要があります。
何をやるのか、理解していないヒトが正直多い。やるべきことは、与えられた、 “Job Descrition” から、キーワードを探り、キーワードをレジュメに埋設する作業。これを「感」に頼るのではなくて、「ツール」にやらせることで、レジュメの成熟化が図れます。
実は、定量的な確認を支援してくれる “RezRunner” という、 無料で使えるウェブツールがあります。
日本人の苦手なネティブにも評価され、AI時代にも通じる、ウェブツールの “RezRunner” の操作手順をこの記事では紹介します。
YouTube動画でも解説!
英文レジュメ採点アプリ:RezRunnerとは
“Rez Runner” は、対象となる企業から提示された “Job Description” の文中のハード・ソフトスキルのキーワードを検索。自身で作成したレジュメと対比させて、レジュメにスキルワードが十分頻出しているかどうかをピンポイントで追記するキーワードを Suggest してくれる、無料で使えるウェブアプリ。
レジュメは常に、加筆修正などを加えながら推敲していきます。その都度、”Rez Runner” は作成したレジュメを点数評価してくれるので進捗度合が認識できます。
RezRunner使い方
RezRunner のトップページ。画面中央の “Get My Rez Report Now” をクリック
Rez Runner の操作方法は非常にわかりやすくてシンプル。
Step1:対象企業の “Job Title” を入力。(今回のポジションのタイトル、画面例では “Account Manager” としました。)→1:図の赤枠
Step 2:対象企業の “Job Description” の全てをコピぺしてもいいですし、例えば、”Objectives”, “Responsibility”, “Experience” や “Qualification” などの箇所のみコピペしてもいいです。→2:図の青枠
Step 3:ご自身で作成された “Resume” を該当箇所にコピペ。→図の黄枠
画面右の “Run” を押す。すると、簡易検査の結果を点数表示してくれます。
画面中央下の “Continue” を押すと、詳細画面に移動。
この画面で修正を行います。具体的に確認する箇所は、画面左 “Suggestion Box” “Missing Hard Skill 図の赤枠” と “Missing Soft Skill 図の緑枠” の箇所。注意するのは、不足しているスキルのキーワードの左側のREZ/JD。作成したレジュメで表示されている回数とJob Description で表示されている回数を表しています。ですので、作成したレジュメの表示回数がゼロなら補う必要があります。
不足している、スキルのキーワードが “Job Descrition” のなかでどのような文脈(Context)で使用されているのか、確認の上、レジュメに追記補足します。
外資の転職はJob Description から読み取れるスキルワードの分析に始まり、そのスキルワードをレジュメに反映させることが最低限求められてます。このツールは作成したレジュメに十分(ハードとソフト)スキルのキーワードが反映されているかどうか確認支援してくれるツールなので、ぜひ活用することをオススメします。
この作業をなどのか繰り返して、レジュメの精緻化成熟化をはかり、採取的に応募するという流れになります。
PONGのまとめ
Rez Runnerを使えば、必ず、採用されるという訳ではありませんが、この作業を通じてレジュメの精緻化・成熟化作業を行えば、漏れなくなります。また、どのような(ハード・ソフト)スキルが求められているのか再認識し、面接の想定問答にも役立てることが可能。
英文履歴書・レジュメの作成はまずは、”job Descrition” の読み込みからはじまります。
次に、そこで抽出されたキーワードをレジュメに「移植」していきます。
英文レジュメの雛形作成は同様にウェブアプリでも可能。ですが、最終的なポリシングは人間が行った方がいい気が経験からします。
この記事がすこしでの参考になり、お役に立てたら嬉しいです。
Stephen Pong
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