【2020年版】オススメの転職スタイルはチーム転職！ チーム転職は驚異のコスパ。 外資なら絶対オススメします。
外資の転職に不安があり、失敗したくない気持ちがあるのは、ひとりで転職すること前提にしているから。
そういうひとには、チームで転職はをオススメ！
チーム転職は外資系金融では普通に当たり前のはなし。最近だと、チームでIT系に転職したあと、そのままのチームで起業というの流れもあります。なにしろ、コスパは驚異的。
起業の場合は、ある程度スタート時にクライアントを抱えていないと、最初の数ヶ月間は赤字を出し続けることになりますよね。エンジェルなどからエクイティ投資を受けていてもやはり不安ですよね。
こういうとき、一旦はチームでどこかに身を寄せるのもアリです。この記事では
チームで転職する際の手順・成功のカギ・メリットとデメリットなどについて解説します。
目次
チーム転職 2020年版オススメの転職スタイル
外資系の金融業界では普通になってしまったチーム転職。 文字通り、一人で転職するのではなくて、複数人から構成されるチームで転職する方法。
チーム転職はあくまでも、転職先企業の弱点補強を請け負うチーム
弱点補強の分野があなたたちの得意分野であれば最強のベスト・マッチになります。
このとき、重要なことは、得意分野の市場価値が高いか低いか。理由は、市場価値がリターンに直結するから。だれでも得意になれる分野ならまず、企業は苦労しません。得意分野がニッチで参入障壁が高ければ高いほど市場のニーズが高まります。
最近では転職先としてIT業界にまで広がっています。基本的には、業界第2位以下の企業が第1位、或いは、上位のポジションを狙うために思い切ったスタッフの増員をはかりたいときに行います。また、首位企業が第2位以降との差を広げるためにも行います。業種は、一度に多くの人員増加を吸収するために、どうしてもキャッシュ・リッチな業界で行われることが多いです。
チーム転職の手順
決まった手順というものは存在しません。ですが、転職コンサルタント、或いは、エージェントは通す場合は注意が必要。転職コンサルタントやエージェントは基本的にはクライアントである外資系企業からすると外部に支払う必要のあるコストセンター。
転職したい候補者が転職することで、一定の（転職先の新規の給与の２〜３ヶ月分）手数料がエージェントに支払われる仕組。
転職先の企業にしてみれば、エージェントを通さないない方がコスト負担がかからないので受け入れられやすいのが実情。
イレギュラーな転職になるので、基本的には相手先企業の”誰か”とあなたのチームの”誰か”がつながっている方が望ましいです。
その”ヒト同士”の経由で最初のキッカケをつくります。
ただし、エージェントを通す場合も、そうでない場合も転職先の候補企業との交渉は必要になってきます。交渉に長けたメンバーがいればいいですが、いなければやはりエージェントを通した方が交渉しやすいです。
チーム転職の基本
チーム転職の基本は、転職先企業の弱点補強の機能をあなたのチームが担うという観点。
その機能を遺憾なく弱点補強を最大限に発揮できるかどうか、が、成功の鍵です。
転職先企業の弱点補強の観点から構成メンバーを集めます。
チームメンバーの集め方
この記事をを読んでいるあなたがチーム転職に関心があれば、最初にやるべきこと。メンバーを集めること。
（1）この記事を読んでいる、あなたが、リーダータイプなのかフォロワータイプなのかを判断。
あなたが、フォロワータイプならリーダーを探します。 そして、あなたは、チーム編成までのプロデユーサーに徹します。
リーダーを探す時の注意点は、あなたの仲の良い友人以外の中から探しましょう。ビジネスフレンド中から選びます。決して、フレンドからは探さないように。
あなたが、リーダーなら、候補となるメンバーを思い上げてみてください。
リーダーの条件は、外資に転職なら英語での交渉が可能な方が理想です。
メンバーの具体的な集め方は、（i）今の会社で集める、（ii）社外の知人や友人から集める
メンバーを集める時の注意点。すでに各分野での実績がある人物であればベスト。加えて、あなたの友人から探す場合の注意点は、フレンドシップとビジネスシップを混同しないこと。大学時代の友人やジム仲間などは避けた方がよい。理由は、転職後のチーム内でのビジネスジャッジが曖昧になるから。
メンバー候補が集まれば、ひとりひとり口説いていけばいいです。目標と達成期間。チームリーダとサブリーダが誰であるのか。そして、誰が、何を担当するのかなどを明確にします。
全員の同意が得られたら、リーダが転職先企業と交渉を始めます。必要に応じて、各人の英文レジュメなどを用意してもらえればいいですよ。
チームメンバーの候補者がそろったら、つぎにやることはー
（2）転職先企業のリストアップ
リストアップの仕方としては、あなたたちの得意分野が専門分野であればあるほど今いる会社の競合企業からリストアップします。つまり、あなたたちの得意で苦戦している競合を探します。できれば、業界第二位以下の中から選ぶといいですね。当然、ある程度の報酬が払える会社でないとダメですね。
（3）リストアップする際に、各社の弱点（＝あなたたちの得意）をどのように改善できるのかプランニングします。具体的な目標＝転職先企業の弱点と達成期間を決めます！
例えば、”二年間で売上貢献額をUS$○○にする”、とか、”二年間で○○社との取引ボリューム1位になる”など。具体的で実現可能な数値目標を立てます。
（4）その、目標を達成するのに、必要な機能要件（＝それぞれのスキルを持ったメンバー）を洗い出します。立てば、Aという業界への営業担当とB業界の営業担当で達成できるのか？ 商品は転職先企業の商品だけで達成できるのか？ 達成できないのであれば、商品設計や調達できる機能が必要となります。必要な機能要件（＝スキルを持ったメンバー）の洗い出しができたら。その要件数マイナス１でチームを構成することをまずは考えます。チームメンバーの数は４〜８名がくらいが理想。理由は、これ以上だと転職先の予算交渉でNGになる可能性があります。同時に、チームをまとめていくマネージメントも大変になります。
（補足）Two Pizza Team Rule（二枚のピザ理論）米アマゾンのジェフベソズはチームは二枚のピザで十分足りる人数がチームの最適任数であると提唱。これ以上増えると、意思疎通や情報共有に弊害が出始め、弊害を取り除くことに無駄な時間を費やすようになり、結果効率性が失われる。
チームリーダは外人が理想 理由はコスパを左右するから
チームリーダが外人なのが外資系金融でのチーム転職の王道。転職する際には、その外人に交渉をさせることが成功の秘訣です。
要となるのは、外人のリーダーを中心とするメンバーです。
ですが、うまくチームリーダになるような外人がいない場合の方が多いと思います。その場合は、日本人のチームリーダに交渉窓口に立ってもらうことになります。できれば、そのチームリーダが英語での交渉能力に秀でたヒトであればベストです。
もし、英語の交渉スキルに不安があるようででしたら、外人が個人でやっている転職エージェントを活用することはオススメ。彼らは個人でやっているので非常にアグレッシブです。また、チームとなると動くフィーも大きくなります。経済的な動機は生まれます。
チーム転職の交渉ポイントはコスパの最大化
経験から交渉は外人の方が断然うまいです。交渉内容もいろいろと増やしていけます。この点がメリットです。なぜなら、個人で転職する場合の企業側へのアップサイドはいくらスーパースターといっても限界はあります。逆に、チームだとその限界水準ははるかにかわってきます。ですので、交渉も強気にでることができます。
主な、交渉ポイントがメリットになります （以下の内容は私の知見です）ー
- Compensation の複数年（二年などの）契約
- ボーナスなどの独自の計算方法導入（既存社員とは異なる）
- 子供のインターの学費（福利厚生）
- 年間の有給休暇の日数（1ヶ月など）
- 自宅の借り上げ費用やお手伝いさんやフィリピン人Nannyの会社負担（福利厚生）
チーム転職のデメリット
当然、企業側とのGive & Take なので、目標に満たない時は契約期間満了時にはチームごと解散となります。
企業側からの数値目標は非常に高い数値目標を課されます。ですが、個人の転職とは違いチームでの転職なので達成するためのモーチベーションも上がり実現性が高まります。
転職PONGのまとめ：まわりを見回してみましょう
外資系企業へのチーム転職のことについて解説してきました。
お気持ちに変わりがないのであれば、一度、目を閉じて、こころ当たりのチームメンバーを思い浮かべてみては如何でしょうか？
ぜひ、ご自身の人生を動かしてみてください。
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