外資の1月転職は注意が必要。
年末に実施されたパフォーマンス・レビューに納得のいかなかったヒトが転職を真剣に考え始めるのがこの時期。
そういう理由での転職はNG。
転職には実は正しい理由というものがあります。
それが、”S Curve” に基づいた転職理由。
経営思想家のチャールズ・ハンディが1990年代半ばに組織や個人の開発に応用した考え方でライフサイクル思考やシグモイド曲線とも呼ばれるものです。
参考
Charles Handy
詳細書籍:The Empty Raincoat: Making Sense of the Future (English Edition)
McKinsey&Company:Shaping individual development along the S-curve
時間と成長の相関関係から転職のタイミングを明確におしはかる考え方です。
あらたな企業に転職した直後は業務手順になれたり、環境に適応したり、また、社内のヒトたちとの関係構築などに時間がかかります。
時間経過の割合に比べて成長度合いが低い時期があります。
つぎに、転職後数ヶ月から1、2年のあいだには、自走が可能となり、あらたな学びの対象領域も少なくなっていきます。
この期間は時間の経過以上に成長の度合いが高くなります。
そして、転職後1、2年から数年後には、管理者としてのスキルアッアが求められるようになり、新たな学びの対象は自身で設定する必要がでてきます。
この期間は転職直後と同様、時間の経過の割には成長度合いが低くなります。
“S Curve”曲線には節目が3箇所あります。
これは、転職後の経過期間ではなく、
時間の経過と学びに伴う成長度合いの関係で見ていく必要があります。
結論は、学ぶ内容がなく成長が期待できないと判断したときに転職について考えはじめるのが「正解」です。
つまり、業界・業務の知見を完全性はしてから、転職について検討しはじめるということです。
ただし、いきなり転職を検討するのではなくて、まず検討すべきことは;
社内の他部署への異動
本社への異動
海外の別支店(APAC統括支店)などへの異動
この3点に絞り込んでまず考えます。
異動に興味や関心がなく、あるいは、実現が困難な場合はじめて考えるのが転職です。
ただし、その場合意識すべきことは、つぎのS Curveが期待できる転職です。
それをしなければ、ネガテイブ S Curveへと移行して時間の経過とともにマイナス成長していきます。
いままで積み上げてきた知見の切り売りを行う為、すぐに陳腐化していくということです。
やがて、
給与のやすい後輩社員にまかせる判断をしたり、
AIが業務をリプレイスしたり
リムーブされたり
本当の転職は、いまのあなたが “S Curve” のどの位置にいるかを確認します。
つぎに、その部署での学びや成長が期待できなくなったと判断したらー
最初に考えることは社内外での異動。
社内の他の部署への異動
本社への異動
海外の別支店(APAC)への異動
これらを最初に検討する。
異動に関心がなかったり、異動が無理だと判断したら、次のS Curveが期待できる転職を行うことです。
これが正しい転職の考え方。
ぜひ、参考にしてみてください!
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