転職には実はふさわしい時期と避けた方がいい時期があります。
外資系企業の会計年度は概ね1月ー12月のカレンダー通りです。
転職に良い時期とされるのが、1月下旬、又は、2月~3月の時期。
次にオススメなのが9月~10月です。
逆に避けた方がいいのは、6月~8月の夏の時期です。
この理由について解説したいと思います。
転職におすすめの時期と避ける時期
おすすめの時期
新年度の1月を迎える前月の12月に企業の多くは新年度に向けての経営計画を立てます。企業によって若干のズレが出ることはあまりないです。
つまり、1月には新年度の経営計画に基づいた雇用計画を立て、雇用を開始します。Job Postingもこの時期に開始されます。概ね、企業側はある程度の候補者の中から選択したい傾向があるので、1月始まってすぐに応募するのは、逆に結果が出るまで相当待たされると覚悟した方がいいです。
従って、第一の転職候補時期は1月下旬、或いは、2月上旬から開始するのが望ましいです。
実際、私が、リーマン・ブラザーズにいた時も概ねそうでした。
第二の転職候補時期は9月~10月の3Q~4Qの時期です。この頃になると、部門のマネージャーは4Qの目標数値を意識し始めます。未達の場合は、解雇されますので、概ねこの時期に人事関連の動きすなわち入れ替えが発生します。
この時期に転職活動することも狙え目です。
転職を避けた方がいい時期
6月~8月はアメリカの学校では夏休みの時期となります。家族を持つ管理者の多くは休暇を取る関係で決済がこの時期スムーズに進みません。
この理由により、この時期すなわち6月~8月の転職は避けることをオススメします。
時期に応じた転職活動時の注意点
外資への転職を実行するにあたり、注意点が幾つかあります。
まず、2月ごろから転職活動を行う場合、今の会社が外資ならボーナスが支給されるかと思います。支給時期を調整しながら、転職活動を支給後に開始する場合、面接では、ボーナスを支給されてやめるひと=ネガティブと思われる可能性があります。
つまり、自社に転職しても、ボーナスをもらったら、そそくさとやめていく人物。と思われる可能性があります。
面接ではこの点を聞かれたときの回答を準備しておく必要があります。
次に、9月~10月に転職活動を行う場合、その年のボーナスの1/2 或いは 3/4 相当を諦めることになるので、転職時の面接でのコンペンセーションの希望には若干この点を上乗せする必要があります。もちろん、上乗せを希望するかどうかは、あなた次第です。
最後に転職先の企業側では突発的な理由で早急に人員を確保する場合があります。このよな情報を持っているのは転職エージェントです。全てのエージェントがこのような情報を持っているとは限りませんが、クライアント企業である転職先の外資と良好で密接な関係を築けているエージェントには情報は入ります。この場合、6月~8月という制限は受けないので応募してスキルセットとケミストリーが合致するようであれば、オファーは出ます。
外資によっては、通年でいい候補者がいれば採用すると言っている会社もありますが、この裏の意味は業界の情報収拾です。見分け方は、面接時に、なぜ、この時期に募集をかけているのか具体的に聞いた方がいいです。
多くの場合は、手玉に取られるだけでオファーには行き着きません。ご注意ください。
まとめ
転職に適した時期は
(1)1月下旬、又は、2月上旬開始~3月ごろ終了
(2)9月下旬開始10月末ごろ終了
避けるべき時期
6月上旬~8月末
注意点
ボーナス支給後の転職の場合は、この時期の退職理由について尋ねられるので回答によってはネガティブになるので要注意。
また、年後半での転職は、その年のボーナスをギブアップすることになるので、面接時の希望給与には若干の上乗せが必要。
通年募集は業界の情報収拾だと思った方が無難。
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