今回は確実に面接を引き寄せる英文レジュメ作成に必須の5原則ついて解説していこうと思います。
一般的に英文レジュメを作成する上での必須のポイントは
アクションワード
レジュメ作成のオンラインツールの活用
レジュメフォーマット
こんな風に思って、英文レジュメを作成する方も多いと思います
実は、2021年1月25日に“Austin Belcak” が125,000件の膨大な英文レジュメを分析
5つの原則を導き出しました。
面接に進むための重要なポイントは、アクションワードでもフォーマットでもなかったのです。
そして、この5原則はどれも、ビッグデータに基づいた裏づけのある5原則!
ぜひ、最後まで読んでご自身のレジュメに反映させて面接を引き寄せてください!
目次
確実に面接を引き寄せる英文レジュメ作成の原則
今回の125,000件のレジュメの分析から、Austin Belcakは次の5つの原則を導き引き出しました。
英文レジュメに LinkedIn へのリンクを記載すると面接に進む確率は格段に高まるが、記載しているのは 48% 候補者のみ
応募するポジションに関連のあるキーワードを記載することは採用につながる可能性をに高めるが、関連キーワードの 51% しか記載してない。そのうち、ハードスキルのキーワード符号率は 60% でソフトスキルのキーワード符号率は 28% のみ
英文レジュメには実績数値・数字を含めて記載するが 59% のレジュメは実績事例が 3 件以下であった
英文レジュメの最適なワード数は 475-600 ワード
英文レジュメにバズワードや決まり文句は使用しない
引用元:WE ANALYZED 125,000+ RESUMES, HERE’S WHAT WE LEARNED
この5点に基づいて英文レジュメを作成している日本人は恐らくいません。
LinkedIn へのリンクをレジュメに記載すると効果的
この効果は明確。
LInkedInへのリンクをレジュメに記載の有無
LinkedInプロフの情報が基本情報のみ・包括的情報の場合
LinkedInへのリンク | なし | あり(基本情報) | あり(包括的情報) |
Entry Level | 7.8% | 7.4% | 15.8% |
Mid Level | 8.2% | 7.2% | 13.4% |
Manager Level | 7.7% | 7.1% | 11.2% |
Average | 7.9% | 13.5% |
引用元:ResumeGo
リンクをレジュメに記載していない場合の面接に進む割合の平均は7.9%であったのに対して、カスタマイズした包括的なLinkedInプロフへのリンクを掲載した場合の平均は、13.5%の割合で面接に進むことがわかっている。
つまり、71%の割合で面接に進むが、実際レジュメにLinkedInのリンクを掲載しているレジュメは48%のみ。
大半のレジュメにはLinkedInへのリンクは記載していない
ただ、注意点もあり、エントリーレベルからハイレベルになるに従い、リンク記載の効果は薄れていく。
ただ、効果が全くないわけではない。
レジュメにはポジションに符号するキーワードを記載
Job Descriptionには平均43個のキーワードが記載されている。
レジュメにはそのうちの51%のキーワードしか掲載れていない。
すなわち、20個ほどのキーワードしか記載されていない。
そのなかで、ハードスキルに関するキーワードは60%が記載されているが、ソフトスキルには関しては28%しか記載されていない。
ソフトスキルに関するキーワードの掲載を意識的にする必要がある。
ソフトスキルに関するキーワードはCNBCの記事がオススメ。
2020年に最も求められたソフトスキルに関する記事から、あなたに適したキーワードをレジュメに挿入することをオススメします。
10 Top Soft Skills to Master for 2020:CNBC記事
対策としては、Job Descriptionから高頻出ワードを抽出して自然な形でレジュメにキーワードを挿入していくことが効果的。
高頻出ワードの検索にはTagCrowdのようなWebツールの使用がオススメ
自然な形で挿入できたら、Job Description との整合性の確認も忘れずにWebツールでやりましょう。
レジュメに実績数値や数字の記載は効果的
およそ、59%のレジュメは実績数値を3件ほどしか記載していない。
26%は5件以上の実績数字を記載。
36%に至っては実績数字の記載はなかった。
具体的な実績数値の記載は非常に重要。
似たような候補者を書面(レジュメ)だけで優劣を決めるには、判断できる根拠の多い方が有利。
レジュメに実績を記載する際のオススメは “X-Y-Z ルール”に基づいて記載することが効果的。
Accomplished [X] as measured by [Y], by doing [Z]
これは、グーグルの元人事業務部のSVP Laszlo Bock氏 が推奨し広く認知されている方法。
結果+数字・数値+方法の順に簡潔に無駄なくワンセンテンスに落とし込む。
この X-Y-Z ルールに基づいて実績を5件以上レジュメに記載することをオススメします。
レジュメの最適なワード数は 475-600 ワード
スィートスポットは475-600ワード。
実際、このスィートスポットのレジュメは全体の23%しかなく、その他のワード数のレジュメに比べて面接に進む割合は倍だった。
ただし、経験年数や応募するタイトルによってはこの限りではない。
引用元:TalentWorks
レジュメにバズワードや決まり文句は不要
およそ51%のレジュメにはなんらかの流行語や紋切り型の表現の記載が見受けられた。
ひとつふたつのワードであれば、即削除すればよいが、それ以上の場合はレジュメそのものの見直しが必要になる。
流行語や紋切り型の定型表現は避けることがオススメ。
外資転職PONGのまとめ
外資への転職は年々厳しさが増していく。
競争もさることながら、面接の機会を得るための様々は準備がより高度化・精緻化されていく。
今回紹介した記事はどれも、目からウロコの新事実ばかり。
ただ、どれもすぐに実践できて、既にあるレジュメには修正なども可能。
ぜひ、参考にしてキャリアパスの実現に役立ててください!
Stephen Pong
外資系企業への英語面接サポート・サービスで不安を解消しましょう!
stephenpong.com では、おひとりおひとりに合わせて
英語面接のサポートをレジュメの作成段階からご指導致します
まずは、お問い合わせください
自分で用意した英文レジュメはこれでいいのかな?
英語面接の質問とその答え方はどう準備したらいいの?
英語の面接に不安を感じる、模擬面接で練習したい?!
これらのお悩みをすべて解決します!
お気楽に下記フォームからご相談ください!
人生を動かしましょう!
ごく稀に、返信メールがお客様の迷惑フォルダに紛れ込んでいる場合がありますのでご注意ください。