外資に転職すれば安心だと思っていたら、大間違い。
その点に気づいているヒトは正直少ない。
時間を掛けてキャリア・パスを設計すればするほど、キャリア・パスは設計からずれていく。
つまり、予想外の展開などでキャリア・パスを変更せざるを得ない状況の方が多いのが実情。
こういうヒトはこの記事必見!
外資に転職したら必ず確認したいポイントをチェック・リスト形式で紹介。
既に、外資でバリバリ働いているヒトもこれから外資に転職しようとするヒトも必読の記事です!
ポスト・コロナでは企業そのものがどうなるかわからない。
この記事では、あなたが気づいているかどうかをチェックリスト形式で確認します。
目次
外資に転職したら確認すべき7つのポイント
外資に転職できたとしても安心できる時代ではない。
転職した当初は花形の部署でも時間とともに、劣化はしていく。
仕事をしながら、常にキャリア・パスの微調整を忘れると取り返しがつかなくなる。
確認するべきポイント・気をつけるべきポイントをチェック形式で紹介。
今回紹介するチェックリスト形式の確認ポイントは、軌道修正が必要なのかどうかを気付かせてくれます。
確認ポイント その1:外資はジャングルジムのようにのぼる
【解説】
“Careers aren’t ladders, they are jungle gyms”
外資のキャリアはジャングル・ジムに登るようなもの。
引用元:Sheryl Sandberg FaceBook COO
日系企業であれば、人事部などが社員をジェネラリストとして教育するために様々な部署に配置転換するプログラムなどが充実している。
外資の場合はジョブ・ポジションで採用されるので、基本その部署から動くことはない。
多くの日本人は転職先の部署を上に上がっていくことを無意識に想定しているだけ。
実はこれは間違い。
ジェネラリストのような考え方が存在しないので、部署を異動しようと思うと自分から上手に動く必要があります。
トップは誰を経営幹部にするか判断するときに、その分野で誰よりも知識・経験・成果・実績を上げているヒトの中から選択する。
この時、みるのは結果だけではなくて、どのような分野での実績なのかを必ず見る。
つまり、これから成長しそうな分野かどうかを重要視します。
あなたの部署が既に成熟している分野であれば、パッとせず、目立つことも少ない。
次にくるマーケット・分野・国・地域などにポジションを見つけたり、あらたに作って異動する必要がある。
このように社内で異動できるかどうかは、そのヒトのスキルと社内での人脈が大きく影響する。
どうしても、与えられたミッションに集中するあまり、周りが見えなくなると気づいた時には手遅れ。
縦以外の「横」・「斜め」・「いったんは下」など全方向にトップやテッペンへのルートがあることに気付く必要がある。
チャンスがあれば「横」・「斜め」・「いったんは下」などに動くことができるのも外資のスキルのひとつ。
確認ポイント その2:外資では余力を残した働き方が重要
あなたのスキルにも賞味期限がある。だから、外資では常にスキル・アップを求めるんだよね。
日頃、全力で仕事してたら、スキル・アップする体力なんて全然残らない。
【解説】
スキルマーケットは常に変わる。
企業のレベニュー・ストリームも激しく変化する。
それに合わせたスキルが常に求められる。
日頃から転職エージェントなどのサイトを通じて、需要の高いスキル・セットに敏感になりながら、自身でアップデートしていく体質が必要。
150%の力で仕事をすると、アップ・スキルする余力がなくなって、結局後回しに必ずなる。
日頃から、アップ・スキル(Up-Skill)や リ・スキリング(Re-Skilling)するための余力を残して仕事をする工夫が求められます。
アップスキルできる余裕があるように日頃の仕事に割り当てる時間を調整する。
Priority Management が求められる。
確認ポイント その3:あなたの部署にも寿命アリ
あなたの部署って来年統合されるの知ってた?
【解説】
外資ではどこの部署に所属していても、社員みな、売上や利益を伸ばす、か、経費削減・コストカットのいずれかのメンタリティを持つ必要がある。
売上や利益を伸ばすような部署では脚光を浴びることが多い。
逆に、経費削減・コストカットなどは注目すらされない。
ですが、いずれの部署も組織運営する上ではともに必要な部署になる。
あなたが所属している部署の業務は脚光を浴びるような部署?
それとも、来年も存続する地味な部署?
外資はエンドレスな転職を続けていく。
常に、スキルアップを目指していくマインドは必要。
あなたの部署がデッドエンドでスタックしているような仕事ならさつさと見切りをつけて異動することをオススメします。
仕事にもあなたにも寿命はあります。来年、存続している部署でもスキルアップしながらレジュメに記載できる実績を挙げられる部署ならOK。
確認ポイント その4:上司・同僚はあなたの人生の助っ人?
上司とは本音トークしてる?
じゃ、同僚のなかに本音で話せるヒトっている?
外資はエンドレスな転ゲー。
相性のいい、悪いに関わらず、将来別な会社に転職して、あなたを助けてくれるキャリア・パス上のキーパーソンたち。
【解説】
外資はエンドレスな転職を続けていくようなゲーム。
あなたの周りにいるヒトたちも5年後どこでなんの仕事をしているかわかりません。
あなたが転職しようとした先にいるかもしれません。
ですので、外資社内での人脈アセットは常に積み上げていくモチベーションは持った方がいい。
特に上司とは良好な関係を構築することは重要です。
あなた自身が設計したキャリア・パスについて相談することで気づきもしないアドバイスがもらえます。
外資の社内人脈を積み上げることはもしものときのための保険といっしょ。
まわりで業界外に転職するヒトが必ずいるので関係はつねに密にする。
確認ポイント その5:給与額自体に意味はない
【解説】
つねに、あなたの給与額が適性かどうかを把握しておく必要があります。
ほとんどのヒトは同一業務が他社でどの程度でオファーされているのか転職サイトでのレンジ把握に終わっています。
実は、重要なポイントはもうひとつ。
あなたの会社の給与計算或いはボーナス計算の計算式を把握しておくこと。
この2つの数字を把握して、はじめてあなたが、オーバーバリューなのかアンダーバリューなのかが評価できるようになります。
あなたの会社の給与やボーナスの計算式が甘いのか辛いのか。
これにより、あなたが給与交渉する必要があるのか、あなた自身がスキルアップして適性レンジに近づくのか判断できるようになります。
あなたの年収額はあなた自身が納得しているかどうかくらいの意味でしかない
転職市場の給与水準だけでは、正確に評価できない
社内の給与計算式と合わせてはじめて客観的な評価ができる
数字に意味と方向性が生まれるのは、比較の対象となる基準値を指定してから
転職市場のレンジの上限でも、実は社内では割安に設定されているかもしれない。
確認ポイント その6:良いプロジェクトを狙っていく
斬新な発想ができないヒトのところに斬新性が求められる仕事はまわってこない。
【解説】
いまの仕事に慣れてしまうと、成長はそこで止まってしまう。
会社の命運が掛かるようなプロジェクトへの参加に声はかからない。
学ぶことも半端なく多いプロジェクトに参加することはまずない。
社内の選び抜かれた連中が関わる、社内のキーパーソンにもアピールできる、大きく成長させるプロジェクトには参加できない。
こういうプロジェクトに関わりたかったら、得意なスキルをさらに磨いて、斬新なアイディアと組み合わせえ日頃からアピールすること。
そして、社内人脈を積み増すこと。
まずは、動くことからスタート、動かなければなにも始まらない!
関わる仕事やプロジェクトであなたが成長するかどうかが決まる。
確認ポイント その7:ポジションに安住しない
【解説】
いつでも、転職できるように、レジュメのアプデは毎月する。
レジュメのアプデには新規で追加できる実績やスキルが欠かせない。
常に、レジュメをアプデすることで、そのことに気づかせてくれます。
そして、転職する気がなくても、転職市場に関心をもつ習慣ができる。
業界内に拘らずに業界を超えた最新の情報収集をすることも必要。
レジュメは毎月アプデする。
転職市場・市況には関心を日頃から寄せておく。
外資転職PONGのまとめ
外資を避けたキャリアアップは存在しません。
日本企業のように受動的にあなたをスキルアップさせられると錯覚した配置転換には意味はありません。
能動的にあなた自身が動く時代。
動き方は転職、次が社内異動、そして本社異動。
この発想が重要。
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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