リモートワークはリーマンの勤務形態が長い日本人にとっては新しい勤務形態。
独身者も世帯者も子供がいる場合も、すべて勝手が違ってきます。
さらに、慣れない自宅オフィスからの勤務で成果をだすとなると、器用なヒトでも苦戦します。
この記事では、だれでもすぐに実践できる実績づくりの方法とレジュメへの書き込み方について解説します。
外資を避けたキャリア・アップはありません。
ぜひ、参考にしてキャリア・アップにつなげて頂ければ嬉しいです！
目次
リモートワーク中の実績
外資の実績はすなわち仕事の成果。
みなさんが真っ先に思いつくのは、売上・利益増への貢献の実績ですよね。
数字として明確にはっきりと分かりますから。
ですが、当然実現性は非常に困難です。
とりわけ、リモートワーク中であれば従来のスタイルとは異なり、みんな結果を出せるとは限りません。
実は、外資で評価されるのは、売上・利益増だけではありません。
もう一つ、あります。
リモートワーク中の実績の上げ方
外資で評価される２つの実績。
この仕事＝アウトプットの成果には２種類ある。
仕事の成果＝売上・利益増
仕事の成果＝経費削減・コストカット
あなたが所属している部署が必ずしも売上や利益に直結しているとは限りません。
そういう方も実現できる実績が、経費削減・コストカットの実績です。
経費削減・コストカットというと、より安いシステムへのリプレースだったり、より安い備品調達だったり。
このようなイメージをする方が多いと思います。
ですが、Time Savings と表記を変えると、身の丈にあった実績をイメージしやすくなります。
例えば：
共有フォルダ内のファイルのなまえを分かりやい名前にRe-Nameする。
チームで利用できるテンプレートを新規作成した。
使用するリモートワークのツールマニュアルを作成した。
手間が省けて、時短につながる自発的なチームのための作業は外資では非常に評価されます。
チーム全体の時短はパフォーマンスを向上させる要因ににもつながります。
こういった、作業を自発的に行ったら、
必ず上司や同僚にアピールする
このことを強くオススメします。
共有フォルダ内のファイルのなまえを分かりやい名前にRe-Nameする。
I have re-named all files and dropped them in our share folder.
チームで利用できるテンプレートを新規作成した。
I have prepared a new template so that we can all use.
使用するリモートワークのツールマニュアルを作成した。
I have documented a manual for Remote Tool.
このような表現を使って、積極的に上司・同僚にアピールしましょう。
リモートワーク中の実績は必ず目に見えるアウトプットを積み上げていくことが重要
この点を忘れないようにしましょう！
リモートワーク実績のレジュメへの書き方
実際リモートワーク中の実績をレジュメに書き込む際に注意したいことがいくつかあります。
採用担当者はレジュメからなにを確認したがっているのか？
なにに着目しているのか？
レジュメのどこにどのように実績を書き込むのが効果的？
この３点について解説します。
採用担当者はなにを確認したがっているのか？
結論は、
REMOTE WORK ETHICS が確立しているかどうか
この点を確認します。
リモートワークが常態化する勤務形態のなかでは、信頼関係が重要な要素になってきます。
従来の、マイクロ・マネージメントやマクロ・マネージメントからトラスト・マネージメントに変わります。
見えない相手を信頼するマネージメントスタイルが主流になります。
つまり、
見えない上司から信頼されるスキルが求められる
ということです。
あなたが、そういう人物かどうかをレジュメから嗅ぎ取ろうとしていることを知っておく必要があります。
レジュメのなにに着目しているのか？
着目していることは、
見えない上司から信頼されるスキル・セットと実績があるかどうか
この点を読み取ろうとします。
その上で、
Self-Initiative
Communication
Collaboration
Problem-Solving
Priority&Task Management
これらが実践出来るかどうかに着目しています。
どこにどのように実績を書き込むのが効果的？
では、具体的になにをどこにどのように記載するか解説します。
リモートワークの実証済・実践済・実績済
このポイントに注意しながら、レジュメに記載していきます。
今回紹介するレジュメフォーマットはコンビネーションフォーマットを例に解説します。
レジュメ上段の “Profile” ; “Summary of Qualification” などのセクションに箇条書きでリモートワークの実証済・実践済・実績済が直感的に採用者に伝わるように記載します。
具体例：
Data-driven and result oriented Sales Manager with over XX years of sales experience and ZZ years of remote management experience from home.
Experienced and Executed Full Remote Project management from home …
Remote Collaboration Skills ; Zoom, Google Chat, Hangouts,
GoToMeeting, SharePoint, Dropbox …
Maintained good Remote Work Ethics.
次に、実務経験の箇所での記載方法について解説します。
ポイントは：
企業で就業している期間のうち、リモートワークの期間が判明している場合は、別記載する。
リモートワーク中の実績だけ、別枠表示する。
このような方法で、リモートワークが実証済・実践済・実績済が採用担当に理解できる工夫をすることをオススメします！
最重要なことは、
REMOTE WORK ETHICS が確立済・体質改善済
このことです。
外資転職PONGのまとめ
外資の実績は必ずしも売上・利益貢献だけではありません。
部署により、売上・利益に直結しない部署もあります。
経費削減・コストカット・時短寄与なども立派な実績です。
実践しら、ぜひレジュメの更新もしましょう。
転職の意思の有無は別として、この１ヶ月なにをしたのか？どのようなスキルが身についたのかを見直すイイ機会にもなります。
見たことない景色目指してキャリア・アップしていきましょう。
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