リスニングの学習方法にはいくつかの方法があります。どの学習方法もそれなりに的を得ているとは思います。ですが、最後の仕上げにリテンションは欠かせません。
Retention リテンション=(情報の)一時保存
リテンションは、リスニング特有のものではなくて、実は英会話の上達にも必須のスキル。
会話も(モノローグやダイアローグなどの)リスニングも文が途切れることなく、情報発信されます。その発信された情報に対して自身の意見を述べるにも相手の言ったことを理解して一時保存出来ていないと文脈が読めず、自身の論理構築もできません。したがって、相手の言ったことを一時保存することは、単にリスニングを伸ばすだけではなく、英会話上達にも必須。
この記事では、自宅でできるリテンションの仕上げ方法について解説します。
リテンション・スキルとは
リテンションは情報の一時保存。わたしたちは、ヒトと話すとき、会話の文意をあらあら記憶しながら会話していきます。情報の遷移を一的に記憶することで、会話が成立。ですので、相手のはなしを聴きながら、相手の言ったことを一時保存する練習をする必要が必須。
リテンション・スキルを上げる必要なヒトは?
リテンション・スキルを上げる練習が必要なヒトはリスニングの初級レベルではなくて、中級レベル以上から着手することが望ましいです。
具体的には、TOEIC©740点くらいから始めるとリスニングの点数アップにつながります。
例えば、TOEIC©で600点台以下であれば、まずは、リスニングの基礎固めをもう少しすることに専念した方がいいです。
焦らずに着実にコツコツと一歩づつ全身しましょう。いずれ、この記事が間違いなく役に立ちます。
リテンションのスキル・アップ方法
リテンションを効果的に伸ばす方法でおすすめるのがー
『英文復唱』
短文からはじめて、徐々に長文に移行していきます。
(1)テキストを見ずに、聞いたままを耳から聞いた英文をそのまま英文復唱する。
→ 注意点:再生スピードはノーマルスピードで再生。
シャドウイングではありません。英文音声が流れてきたら、一呼吸置いて輪唱しません。
一文、聴き終えてから復唱します(完コピ)。
つまり、流れてきた英文音声をあたまの中で一時保存する訓練です。
ディクテーションのようですが、書き取りはしません。
(2)テキストを見て記載されている英文と自身が聞き取って復唱した英文が一致しているかどうか確認。
間違いなく、聞き取れているようであればOK。
→ 次の確認ポイントは:
(3)英文を聞いて、英文復唱しながら日本語の意味を文頭理解する。
(4)上記の(2)と合わせて(3)もできるようになれば、テキストの英文を少しづつ長文でトライしていく。
練習するときの注意点
リテンションスキルの上げる目標過程で意識することが2点あります。
- テンポよく正確に聞き取って復唱
- テンポよく正確に聞き取った英文を瞬時にあたまのなかで文頭から日本語にして理解
リテンションアップにオススメの教材
ご自宅の本棚にある教材の中から、DVD・CDなどの音声付録がついているものがあれば、それを再利用することわオススメ。一度、すでに学習した書籍であれば、記憶に少し残っていてもOK。
特に、文頭からの意味を瞬時に日本語(もしくは、レベルによっては、英語そのままで)理解するためのスラッシュリーディングは重要。
短文のリスニング用として、まずは、手頃なものをご紹介。
究極の英語リーディング(vol.1)
アルク/挙市玲子 アルク(千代田区) 2014年07月
|
大学入試英文法ハイパートレーニング(レベル1(超基礎編))
安河内哲也 桐原書店 2006年11月
|
このあたりから、文の情報要素も増えていきます。リテンションスキルの仕上げにオススメ。
究極の英語リーディング(vol.2)
アルク アルク(千代田区) 2015年01月
|
大学入試英語長文ハイパートレーニング(レベル2)新装版
安河内哲也 桐原書店 2008年04月
|
実際に、手にとってみて、ご自身で判断されるのが、一番! スラッシュが入っているので文頭かたの日本語の文意理解にも便利。
リテンション・ポング のまとめ
リスニングや英会話のブラッシュアップの最終工程では、リテンションが必須。リテンションの練習方法は
- テキストを見ずに、ノーマルスピードで再生して聴き終わったら瞬時に復唱
- 復唱した英文を教材を見てチェック
- 復唱しながら日本語の意味を文頭からイメージ
- テキストの英文を少しづつ長文でトライしていく
注意点は2つ ー
- テンポよく正確に聞き取って復唱
- テンポよく正確に聞き取った英文を瞬時にあたまのなかで文頭から日本語にして理解
ご自宅にある教材で音声CDやDVD付きであれば、OK。ぜひ、試してみてください。
もし、この記事がお役に立つようでしたらシェアしていただけると嬉しいです!
Stephen Pong
外資系企業への英語面接サポート・サービスで不安を解消しましょう!
stephenpong.com では、おひとりおひとりに合わせて
英語面接のサポートをレジュメの作成段階からご指導致します
まずは、お問い合わせください
自分で用意した英文レジュメはこれでいいのかな?
英語面接の質問とその答え方はどう準備したらいいの?
英語の面接に不安を感じる、模擬面接で練習したい?!
これらのお悩みをすべて解決します!
お気楽に下記フォームからご相談ください!
人生を動かしましょう!
ごく稀に、返信メールがお客様の迷惑フォルダに紛れ込んでいる場合がありますのでご注意ください。