経済

景気の反転の確認ポイントを解説【 FXや株式トレーダー必見】

景気の反転指標

完全雇用状態のアメリカ経済。失業率が3.6%?超低水準。

これって、どのくらいすごいかって、想像できますか?英語が十分に話せない移民を受け入れている状況下で完全雇用に近い水準を達成しているのはすごいのひとこと以外にはないですね。

ですが、ここのところ、中国との関税障壁がアメリカ経済の減速を招く可能性が指摘されています。

この記事では、景気の反転シグナルはどの指標に着目すべきかを解説

経済、或いは。景気循環の各ステージに於ける注目すべき指標にはいくつかあります。
また、各ステージで中央銀行の採用する政策も異なってきます。今回は、各ステージの転換を判断する指標について解説します。
結論から言うと、消費が減速しているのかいないのかをみます。この時、注目する指標は二つ。

  • 車の購入
  • 住宅の購入

どちらも個人にとっては大きな買い物ですよね。特に、後者は日本では一生に一度の買物です。じっくり判断してからでないと重い腰は上がりません。
じゃー、これらの指標をどう見ればいいのか。少なくとも二ヶ月連続で同じ方向に動く数字であれば、おそらく、方向=トレンドはその方向で間違いないと判断できます。ただ、この場合も前月の既に発表済みの指標の修正の有無をみます。修正が大きいと、数字としての信頼はその分下がります。

景気のサイクル

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景気のは4つのサイクルがあることは、以前解説しました。

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Peak : 景気の天井

Bottom : 景気の底

Expansion Phase : 景気の拡大期

Contraction Phase :  景気の縮小期

今のアメリカ経済は完全雇用の水準を維持しながら拡大していると言われています。

景気が良い時には、消費が活発となります。ただし、消費の内訳を冷静にみておく必要があります。

消費財の中には、cyclicalな消費財とnon-cyclicalな消費財の二種類があります。

前者は景気の動向により消費が上下するもの、主に耐久消費財(durable goods)数年は使用できようなもの:住宅・クルマなど

後者は非耐久消費財(non durable goods)日々使用するもの:食料品・シャンプーや石鹸など

これらの消費財の売り上げの上下から景気の動向を判断します。

景気のサイクルの各工程で確認する指標

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景気には四つのサイクルがあることは既に解説してます。

  1.  景気の頂点 PEAK
  2.  景気の収縮期 CONTRACTION
  3.  景気の底 BOTTOM
  4.  景気の拡大期 EXPANSION

景気がこれから悪化すると消費者が思うと、急に財布のヒモが閉まります。

つまり、不要な買い物は手控えますよね。

日々の消費の中で手控えるとしたら、色々とありますが、やはり、高額商品の買い控えは代表的です。

つまり、住宅や自動車の売り上げをこれに該当します。

住宅関連の指標を見るときには、新規住宅の建築許可件数、新規住宅の着工件数と実際の販売による売上高のなどを見ながら、今後の景気の方向を評価します。

主に、着工と販売の両方を見ることが主流です。

というのも、住宅セクターはアメリカの基幹産業の領域だからです。住宅を購入する時には、mortgage(モーゲージという住宅ローン)を組みます。これは、銀行にとっての大きな収益源。また、住宅を建設するには、ヒト=雇用、部材が必要、また出来上がった住宅を販売する不動産市場にも直結します。

逆に、景気が拡大する貴重の時には、これらの売り上げが上がります。

これらの指標を先行する指標が実はあります。

それが、Consumer Confidence Index (CCI)消費者信頼感指数というものです。

消費者信頼感指数 Consumer Confidence Index (CCI)

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*発表:The Conference Board 

非営利団体の調査機関で民間と公共企業1200社を対象として調査。また、CCIに関しては、5000世帯を調査対象としている。

*発表時期:その月の最終火曜日の10:00(EST)に先月分が発表

*調査方法:5000世帯に対して5つの設問を実施

① Current Business Condition

② Business condition for the next six month

③ Current employment conditions 

④ Employment conditions for the next six months

⑤ total family income for the next six months

これらの設問に対して、Positive, Negative & Neutralで回答してもらう。

調査自体は、自体は1967年より隔月で開始されていたが、景気自体が中立な状態に1985年の指標を100として換算して計測。

*評価方法:前月比、および、数ヶ月間のデータのトレンドなどから評価。

新規住宅着工・許可件数と住宅売上高

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新規住宅着工件数 Housing Starts

*発表:U.S. Commerce Department の組織のUnited Census Bureau が発表

*発表時期:各月の17日頃の8:30(EST)

*調査方法:民間の新規住宅の着工件数を調査。

調査対象は

Single-family houses

Town Houses or Small condos

Apartment buildings (Five or more units)

*評価方法:指標には、建設許可の件数も合わせて発表。

基本的には、単体評価ではなくて、対前月比および数ヶ月間のトレンド評価となります。

自動車売上高 Vehicle Sales

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*発表:U.S. Bureau of Economic Analysis U.S. Commerce Department の組織

*調査方法:対象月に販売されたアメリカ国内の新車販売台数を季節調した上で年換算する。

*評価方法:民間企業からの販売台数を集計

まとめ

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それぞれの、景気サイクルの各工程で見るべき指標が異なります。

住宅や自動車は高額なため、景気の拡大期には売れて、収縮期には売れにくくなります。これは、アメリカに限ったことではなくて、日本でも同様のことが言えます。もし、このような指標に関するニュースを見たら、自分で今の景気状況を一度評価して見てください。

景気の拡大期は続く
ただし、過熱感があるので、注目すべき指標はインフレ関係
(1)インフレが認められると中央銀行は緩和から引き締めに政策転換する
(2)債券市場は敏感に政策の転換を織り込む
(3)企業の社債発行などは金利が上がる前に行われる
(4)企業の内部留保が多いので、企業のファイナンス担当者は金利の反転を重要視しない
(5)景気転換期(この会話の場合は減速)車と住宅の売り上げの増減をみる→個人消費の動向が鍵
(6)景気循環と実際の指標への反映には時間差がある
(7)雇用の後退などは景気減速してから少し遅れて現れる
(8)景気の循環と各ステージで見るべき指標などについて金融関係者がどのような会話をするのかを通じてファインナスの知識を積み上げてもらえたら嬉しいです。

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