外資でマネージャー職を目指すなら、正しいフィードバックの仕方を習得することは必須。
後輩や新人がなにかシゴトを任されたら、彼らが知りたいことはー
評価(よくできているのかできていないのか)
改善点(なにをどうすれば、高評価が得られるのか)
闇雲に、ダメ出しをするのではなくて、具体的に何がNGだったのかを基準に則して伝える必要がある。
この記事では、外資のマネージャーに必須の正しいフィードバックの仕方を解説します。
目次
正しいフィードバックの仕方 手順・手続き・伝え方
フィードバックひとつで、ヒトは成長もするし、やる気が失せることもある。
ここで、重要なポイントは ー
- なんのためにフィードバックするのか?
- どういう基準でフィードバックする内容を決めるのか?
- タイミングは?
- 方法は?メール?口頭?
この記事では、これらの重要ポイントを中心に解説します。
外資のフィードバックの目的
従って、
改善できるようにナビゲーシンして建設的・ポジティブなトーンにする意識
が重要。
外資は個人主義と言われますが、実は高い能力を持った、チームワークプレイが求められる職場。
つまり、ひとりひとりの能力の向上を違いに刺激し合って成長させるチームワークが必要。
フィードバックの対象
部下や新人が採用・選択した “方法・行動” に限定する。
性格などは対象とは絶対にしないこと。
“方法・行動” の延長線上にはビジネスのミッションに対する “結果” があります。
“結果” を出すための “方法・行動” を是正させるのが、フィードバック。
対象は、“方法・行動” に限定すること。
フィードバックの基準と手順
そもそも、フィードバックが必要な理由は “なにかが違う” から、フィードバックする。
ここで、重要なことは、“なにかが違う” の “なにか” があなたの個人的な理解・見解・経験に基づくものかどうか。
明らかに、会社としての方針・ルールに照らして、“なにかが違う” のであれば、会社の方針・ルールを再度説明すればいい。
その上で是正させれば終わる。
厄介なのは、あなたの個人的な理解・見解(perception)・経験に基づく場合。
この場合は、
伝えるフィードバックがあなたの個人的な理解・見解・経験に基づくこと
を伝える。
つまり、
別なヒトによっては、フィードバックの対象から外れる、或いは、別なフィードバックになる
ことを伝える。
つぎに、
具体例で示してあげる
あなたの、理解・見解はあなた自身の過去の実績・経験に基づくもの。
恐らく、ある程度の信頼性はあります。
そのうえで、
あなたの個人的な理解・見解に至った背景理由を教示する。
つまり、
フィードバックの根底理由・思想を伝える。
実はここが一番重要。
なぜ、修正することが望ましいのか?
この説明が欠けると、フィードバック内容は本人のなかで定着しない。
フィードバック内容を理解させるにはー
あなた自身、なぜ、そのような考えに変わったのか、経緯
ーを説明してあげる必要がある。
具体例をあげながらに、“わたしなら・・・する”
と、伝える。
最後に、
なぜ、フィードバック内容が重要なのかを伝える
重要なポイントはー
- あなたの個人的な理解・見解に基づいていることを伝える
- 具体的な事例を紹介する
- なぜ、フィードバック内容が重要なのかを伝える
この3点を最低示すこと。
もし、可能であれば、更に
同じ事象が発生した時の対応方法をアドバイス
してあげると、ベストです。
フィードバックのタイミング
早ければ早いほどいいです。
ここで、注意点がひとつ。
メールでフィードバックはしない!
Face to Face でフィードバックする
Face to Face で行うフィードバックが効果的。
メールは一方通行。
重要なことは、そのフィードバックに対して、相手が納得しているのか、理解できているのかを確認すること。
ゴールは個人を筋肉質に改善させることでチーム全体のパフォーマンスを上げる。
そのためには、
会話することが重要。
絶対にやってはいけないフィードバック
人格否定
感情的なフィードバック
まずは、なぜそのように判断したのか、後輩や新人の見解を確認するというステップを踏むこと。
本人の背景意図を確認した上で、あなたの経験や実績から導き出された正しい解にナビゲーションしてあげる。
フィードバックの注意点
実現可能な詳細性で示すこと。
精神論はNG、再現できません。
フィードバックされたことをネガティヴに解釈するヒトがいます。
そうならないように、会話することを心がける。
外資転職PONGのまとめ
外資に転職すると、いずれあなたもマネージャー職に就きたくなります。
或いは、既にマネージャーになってるかもしれません。
強力なチームを作り上げたマネージャーが社内で勝つのが外資。
外資はそういうところ。
そのためにはフィードバック・スキルが上に立つマネージャーには求められます。
正しく、効果的に、そして、定着させて再現させられる、フィードバック・スキルが必須。
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