外資の職場

【英語の会議】激論解決を7つのステップでコツと使えるフレーズで解説

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英語で行われる外資系企業の会議では、意見の対立や激論が避けられないことがあります。

しかし、そのような状況でも冷静かつ建設的に問題を解決するためには、いくつかの重要なステップがあります。

本記事では、激論が発生した場合に役立つ7つの解決方法をご紹介します。

これらのステップを実践することで、緊張を和らげ、全員が納得する結論に導くことができます。

激論を解決するための7つのステップ

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7つのステップごとにコツとオススメフレーズを訳つきで紹介していきますので、ぜひ参考になさってください。

1. 冷静な態度を保つ

   まず、司会者やファシリテーターとして、冷静さを保つことが重要です。感情的にならず、落ち着いた声で対応することで、他の参加者も冷静さを取り戻しやすくなります。

冷静さを保つことを発言者に求めるときの英語表現をいくつか紹介します。以下のフレーズを使用すると、丁寧に相手に冷静になるよう促すことができます。

1. Let’s take a step back and remain calm.

   – 一歩引いて冷静になりましょう。

2. I understand this is a heated issue, but let’s try to stay composed.

   – これは熱い議題だと理解していますが、冷静さを保つようにしましょう。

3. Can we take a moment to breathe and approach this calmly?

   – 少し呼吸を整えて、冷静にこの問題に取り組むことができますか?

4. Let’s ensure our discussion remains constructive and calm.

   – 議論が建設的で冷静なものになるようにしましょう。

5. I think we need to keep our emotions in check to find a solution.

   – 解決策を見つけるために、感情を抑える必要があると思います。

6. Let’s focus on the facts and keep our conversation civil.

   – 事実に焦点を当て、会話を礼儀正しく進めましょう。

7. I appreciate your passion, but let’s remain calm and respectful.

   – あなたの情熱を評価しますが、冷静で敬意を持って進めましょう。

8. We can resolve this more effectively if we stay calm and listen to each other.

   – 冷静にお互いの話を聞くことで、より効果的に解決できます。

これらの表現を使うことで、丁寧かつ建設的に相手に冷静さを保つよう促すことができます。

   議論が激しくなりすぎた場合、一時的に会議を中断し、休憩を提案することが有効です。数分の休憩を挟むことで、参加者は頭を冷やし、冷静な状態で再び議論に参加できるようになります。

2. 一時中断を提案する

会議を一時的に中断し、休憩を提案するときに使える英語表現をいくつか紹介します。これらのフレーズを使用して、適切に休憩を提案することができます。

1. I think we could all benefit from a short break. Let’s reconvene in 10 minutes.

   – 皆さん、短い休憩を取ることでメリットがあると思います。10分後に再開しましょう。

2. How about we take a five-minute break to clear our heads?

   – 5分間の休憩を取って頭をリフレッシュするのはどうでしょうか?

3. Let’s take a brief pause and come back to this discussion in 15 minutes.

   – 少し中断して、15分後にこの議論に戻りましょう。

4. I suggest we take a quick break to gather our thoughts. Let’s meet back in 10 minutes.

   – 少し休憩を取って考えをまとめることを提案します。10分後に再集合しましょう。

5. Why don’t we take a short break? We can resume the meeting in 10 minutes.

   – 短い休憩を取りましょうか?10分後に会議を再開しましょう。

6. Let’s take a moment to step away and refresh. We’ll reconvene in 10 minutes.

   – 少し休憩してリフレッシュしましょう。10分後に再開します。

7. It seems like a good time for a short break. Let’s take 10 minutes and come back refreshed.

   – 今は短い休憩を取るのに良いタイミングのようです。10分間の休憩を取り、リフレッシュして戻りましょう。

8. I propose a quick break to help us all refocus. Let’s meet back here in 10 minutes.

   – 再度集中するために短い休憩を提案します。10分後にここで再集合しましょう。

これらの表現を使って、会議をスムーズに一時中断し、参加者がリフレッシュできるようにしましょう。

3. 共通の目標を再確認する

   会議の目的や共通の目標を再確認することで、参加者にとっての共通の利益を思い出させることができます。これにより、個人的な対立ではなく、建設的な議論に戻ることができます。

会議の目的や共通の目標を再確認する際に使えるいくつかの英語表現を以下に挙げます:

1. Let’s revisit the purpose of this meeting and ensure we’re aligned on our goals.

   – この会議の目的を振り返り、目標について一致していることを確認しましょう。

2. Before we proceed, let’s clarify the objectives we aim to achieve today.

   – 進む前に、今日達成したい目標を明確にしましょう。

3. Could we take a moment to reaffirm our primary objectives for this meeting?

   – この会議の主な目標を再確認するために、ちょっと時間を取りますか?

4. Let’s make sure everyone is on the same page regarding the purpose and goals of our discussion.

   – 議論の目的と目標について、全員が理解していることを確認しましょう。

5. Before diving into details, let’s realign ourselves with the overarching purpose of this project.

   – 詳細に入る前に、このプロジェクトの全体的な目的と再一致しましょう。

これらの表現は、会議の参加者が目標や目的を再確認するための円滑なプロセスを促進するのに役立ちます。

4. 話し合いのルールを強調する

   発言の順番や相手の意見を尊重することなど、話し合いのルールを再度確認することが重要です。これにより、議論が整理され、互いに話を聞く姿勢が促進されます。

話し合いのルールを強調する際に使えるいくつかの英語表現を以下に挙げます:

1. Let’s establish some ground rules to ensure a productive discussion.

   – 生産的な議論を確保するために、いくつかの基本ルールを確立しましょう。

2. It’s important that we all adhere to certain guidelines during our conversation.

   – 会話中に、皆が特定のガイドラインに従うことが重要です。

3. Before we start, let’s outline some rules of engagement to maintain a respectful dialogue.

   – 始める前に、尊重される対話を維持するために、いくつかの参加ルールを概説しましょう。

4. Could we agree on a few ground rules to ensure everyone’s voice is heard and respected?

   – 皆の声が聞かれ、尊重されることを確保するために、いくつかの基本ルールに同意できますか?

5. Let’s set some guidelines to keep our discussion focused and respectful.

   – 議論を焦点を合わせ、尊重するためのガイドラインを設定しましょう。

これらの表現は、議論が円滑に進行し、参加者が互いを尊重しながら効果的にコミュニケーションを取ることを確保するのに役立ちます。

5. 意見の整理と要約

   意見が対立している場合、司会者が両者の主張を整理し、要約することが有効です。これにより、誤解やすれ違いが減り、実質的な解決策に向けた議論がしやすくなります。

意見の整理と要約をする際に使えるいくつかの英語表現を以下に挙げます:

1. Let’s consolidate our opinions to distill the key points.

   – 主要なポイントを絞り出すために、意見を統合しましょう。

2. Could someone summarize the main ideas we’ve discussed so far?

   – これまでに話し合った主なアイデアを要約してくれる方はいますか?

3. Let’s synthesize our thoughts to capture the essence of our discussion.

   – 議論の本質を捉えるために、考えを統合しましょう。

4. To ensure clarity, let’s condense our viewpoints into a concise summary.

   – 明確さを確保するために、見解を簡潔な要約にまとめましょう。

5. Before we move forward, let’s recap the main takeaways from our conversation.

   – 進む前に、議論からの主な要点を振り返りましょう。

これらの表現は、議論の流れを整理し、重要なポイントを要約する際に役立ちます。

6. 感情を言葉にする

   各参加者に、自分の感情や懸念を具体的に言葉で表現させる機会を与えます。これにより、感情的な反発が和らぎ、より理性的な対話が可能になります。

自分の感情や懸念を具体的に表現する際に使えるいくつかの英語表現を以下に挙げます:

1. I feel [emotion] about [specific situation].

   – 私は[具体的な状況]について[感情]です。

2. I’m concerned about [specific issue] because…

   – [具体的な問題]について心配しています。なぜなら…

3. It’s frustrating when [specific action] happens because…

   – [具体的な行動]が起こると、イライラします。なぜなら…

4. I’m feeling anxious about [specific event] because…

   – [具体的なイベント]について不安を感じています。なぜなら…

5. I’m experiencing [emotion] due to [specific circumstance].

   – [具体的な状況]のために[感情]を経験しています。

6. I’m worried about [specific outcome] because…

   – [具体的な結果]について心配しています。なぜなら…

これらの表現は、自分の感情や懸念を明確に伝えるのに役立ちます。それぞれの文例に自分の具体的な感情や状況を埋め込んで使うことで、相手により良い理解を促すことができます。

7. 第三者の仲裁を依頼する

   内部での解決が難しい場合、第三者の仲裁者を依頼することも一つの方法です。客観的な視点から議論を整理し、公平な解決策を見つける手助けをしてもらいます。

第三者の仲裁を依頼する際に使えるいくつかの英語表現を以下に挙げます:

1. Could we enlist a neutral party to mediate this dispute?

   – この紛争の仲裁に中立な第三者を巻き込めませんか?

2. I suggest we bring in an impartial mediator to help us resolve this issue.

   – この問題を解決するために、公平な仲介者を巻き込むことを提案します。

3. Would it be possible to engage a neutral arbiter to facilitate discussions between us?

   – 私たちの間の議論を促進するために、中立的な仲介者を巻き込むことは可能でしょうか?

4. Let’s consider involving an independent third party to mediate our disagreement.

   – 私たちの意見の相違を仲裁するために、独立した第三者を巻き込むことを検討しましょう。

5. I propose that we seek the assistance of a neutral mediator to help us find a resolution.

   – 解決策を見つけるのに役立つ中立の仲介者の支援を求めることを提案します。

これらの表現は、紛争解決のプロセスに中立で公正な第三者を巻き込むことを提案する際に使えます。

これらの方法を組み合わせて使用することで、会議の場を冷静で建設的なものに保つことができます。

まとめ

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激論が発生した場合でも、冷静で構造化されたアプローチを取ることで、効果的に解決策を見つけることができます。

冷静な態度を保ち、一時中断を提案し、共通の目標を再確認することから始めてみましょう。

さらに、話し合いのルールを強調し、意見の整理と要約、感情の言語化を行い、必要に応じて第三者の仲裁を依頼することも重要です。

これらのステップを踏むことで、会議の生産性を高め、建設的な対話を促進することができるでようになりますよ。

Stephen Pong

 

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