コロナ前後で退職理由にも変化が見られているようです。
マッキンゼーのインサイトに面白い記事が掲載されていましたので、一部紹介したいと思います。
引用元：McKinsey & Company Insight November 3, 2021 | Podcast
従業員が退職する主な理由は以下の３つ。
- 給与水準
- ワークライフバランス
- 身体的および精神的な健康状態の悪さ
ですが、マッキンゼーの最近の調査によると意外な理由で退職することがわかりました。
それが、
- 自分が組織から大切にされていると感じるか
- 上司に評価されている、認められていると感じているか
- 組織への帰属意識があり、パフォーマンスが高く、信頼感があり、オープで思 いやりのあるチームの一員であり、一緒に仕事をしたいと思えるチームメイトがいると感じるか
- 自分のキャリアにおいて、意味のある昇進の可能性があるか
- ワークスペースに柔軟性と自律性を持たせることができるか
リモーとワークなどで通勤時間がなくなった代わりに自分と会社や同僚たちとの関係性について考える時間が増えた。
結果、退職について真剣に考えるようになったということ。
特筆すべきは、一般的には次の転職先が決まってから退職するが、決まらないうちに退職するヒトが少なくないということ。
この記事では、ポストコロナの退職シグナルについて解説していきます。
３０代までに確認すること その１
昇進しない
あなたより経験値の低い同僚が先に昇進する。
過去2年間、権限・業務領域の拡大など業務内容に変化がない。
新しいことをさせるに値しないと評価されているか組織そのものに成長性がないかいずれかである。
３０代までに確認すること その２
あらたな学びが期待できない
業務がルーチン化してしまい、改善の提案余地がないような場合。
居心地が良くなると、そこに長くとどまろうとします。
その瞬間あなたの成長は止まります。
キーワードは“No learning”
３０代までに確認すること その３
モチベーションの低いチームメンバーと仕事をしている
毎日顔を合わせるチームメンバーはあなたが成長する上で重要な要素です。
チームメンバー一人ひとりにモチベーションや向上心がなければ、そのチームは後退していき、部署や企業の経済成長は期待できなくなります。
キーワードは“Inspire”
あなたがまわりの同僚や上司から“Inspire”されるものがあるのかどうか。
３０代までに確認すること その４
やっていることが好きになれない・情熱が起こらない
あなたが思い描いたキャリアゴールといまの仕事が結びつかないことに気づいた
- 会社の方向性とあなたのキャリアの方向性に乖離が感じられるようになってきた
- あなたのスキルや知見が活かされない
- いまの仕事に対して批判的なコメントが多くなってきている
- 会社に行くのがつらい
- 金曜日や土曜日がいちばん落ち着く
- ストレスを感じることが多くなる
- 今の仕事が短期的なものと感じはじめたとき
３０代までに確認すること その５
評価されていない
日々、評価されているという実感がなければ、いくらあなたの知見や経験をチームメンバーと共有してもモチベーションにはつながりません。
まとめ
今回紹介した退職理由にもし、いまのあなたが当てはまるようなら一度転職エージェントに相談することをオススメします。
- 昇進しない
- あらたな学びが期待できない
- モチベーションの低いチームメンバーと仕事をしている
- やっていることが好きになれない・情熱がわかない
- 評価されてないと感じる
見落としてはいけないポイントは客観的な視点です。
参考にしていただければ嬉しいです。
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