突然ですが、皆さん、粉物はお好きですか?
僕は、関西育ちなので、お好み焼きやタコ焼きなど粉物は大好きです。特にお祭りなんかの夜店で売られているものは必ず買いますね。
あっ、ちなみに、タコ焼きはソースで食するものと、お出汁で食するタコ焼きもあります。後者を明石焼き、或いは、玉子焼きと読んでいます。知ってました? 知ってたか。。。
僕には行きつけの玉子焼きのお店が実は兵庫県の明石駅近くにあります。そこは、庶民の方々がよくいらっしゃるので常に列ができていて、お店の雰囲気もお店のおばちゃんもみんな気さくな方々ばかりで楽しいですよ。
こういう僕ですが、東京の代々木にも好きなフレンチのお店があります。料理も美味しいですし、お店の雰囲気も洗練されていて、すごく楽しいです。従業員の方々の対応も非常に教育されていて、嫌な気分になることはないです。オススメです!
さて、なんでこのようなお話をしたかというと、両方ともお客さまに料理を提供するお店ですよね。だけど、なんとなく、想像して頂けたかと思いますが、お店で使われている、言葉使いは当然違います。
わかりますか。明石駅近くの玉子焼きのお店で日頃使われて言葉遣いと代々木のフレンチレストランで使われている言葉遣いはともに日本語です。ですが、違います。
「おばちゃん、玉子焼き、一皿ちょうだい!」に対して、「鴨のコンフィを赤ワイン・・あっいやぁ・・・オレンジソースで・・・・焼き方は・・・ビアンキィで・・・お願いします。。。」など。
このように、ビジネス英会話と、ひとくくりになっていますが、企業によって、使われている言葉は大きく違います。
この点まで踏み込んで教えている学校は少ないです。市販されている教材もその点に注意して作成れていません。
実は、僕がモルガン・スタンレー証券のNY本社とリーマン・ブラザーズ証券のNY本社で共に数年勤務していた経験からでも使われる言葉遣いに大きな違いがあることに驚かされました。
この記事では、このような会社によって異なる言葉遣いの違いにどのように合わせていけばいいのかを解説したいと思います。
ぜひ、この点に注意してビジネス英会話に慣れていただければうれしいです。
どこの英会話スクールも教えないビジネス英会話の落とし穴
何が落とし穴なの?
どの企業もそれぞれ文化や風土のようなものがあります。そして、そこで働く従業員もその文化や風土にあった人材です。
企業によって、使われている言葉遣いは大きく異なると言うことをどこの英語学校でも教えていません。多分、教えられないと思います。なぜなら、そういう企業で働いた経験のある講師がいないから。
このことまで、含めて教えている英語学校、或いは、英会話スクールはないですね。
市販のビジネス英会話の教材もそうです。
これは、説明が難しいと思いますが、企業文化、或いは、企業風土のようなものが異なるので、そこで働く従業員も自ずと異なり、言葉遣いや服装なども異なってきます。
これは、採用時に恐らく、chemistryの同一種を無意識に採用する傾向に起因しているのかも知れません。これはあくまでも個人的意見です。
では、皆さんが、すでにビジネス英会話の教材を購入して独学していたり、英語学校や英会話スクールに通われていて、将来に備えてこの点を自己防衛するとしたら、何ができるのか。
ポイントは『慣用句を使用しない』こと!
ただし、すべての慣用句がNGかというと、そうでもありません。ここが難しいところですね。
基本的には、保守的な企業文化、或いは、業種ほど、これらの慣用句はなじまないと覚えて頂ければいいと思います。
逆に、従業員の比較的若い企業、例えば、ベンチャー企業やIT系企業などでは、そもそも、働いている従業員が若いので、そのあたりの問題などは低いです。
逆に、歴史を重んじる文化などがある企業ほど、社内での言葉遣いには要注意です。この基準は、恐らく、その企業のクライントの前での表現に十分留意するという日頃の企業文化が一定の制限のような機能を果たしていると思います。
具体的な事例
【使用がOK】
To make a (the) long story short.
→つまり
Keep in touch.
→連絡を取り合う
Hang in there.
→諦めない
Pull someone’s leg.
→冗談を言う
So far so good.
→今のところ順調
ここまで、当たり障りのない慣用句表現だと思います。保守的な企業や業種でも使用して構わないと思います。が、これら以外の慣用句は念のため、避けた方無難です。
【使用に注意】
他に、変わった表現としてはー
We are in the same boat.
→運命共同体だよ。
リストラ時に部長が社員に対して、自分もリストラ対象であることを暗に伝えるときに使用。
OKだけど、意味に注意が必要な慣用句
A piece of cake.
→朝飯前
似た類似表現で、 A slice of cake.
と、いう表現があります。これは、金融、とりわけ、M&Aの世界では『分け前』という意味で使用することがありますので要注意です。
まとめ
その企業特有の企業風土や企業文化により、使用される言葉遣いが異なります。
保守的な企業、伝統を重んじる企業ほど、慣用句表現は避ける傾向にあります。
逆に、若い企業例えば、ITやベンチャー企業などでは、そのような傾向はないです。
日頃から慣用句に頼らない英会話を身に着けることに専念することで、いずれの企業文化への転職、或いは、取引に差し障りがなくなります。
ぜひ、一度、ご自身でも注意してみてください。
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stephen pong
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