英語学校を選ぶときって、悩みますよね。多分、ネットで色々と調べたり。
選ぶ基準はみなさんいろいろあると思いますが、実は、教室・学校を選ぶ前にするべきことがもうひとつあります。
せっかく、高い授業料を払って英会話や英語学校を選んで通い始めても、思っていた内容と違っていたり、がっかりしたり、失敗したと思ったりして嫌な思いをしないために、「事前にすべき事を紹介します」
実際、私が英語講師をしていたときにオススメしていたことです。これから、英会話や英語力を身につけようと思っているあなたにとっても非常に重要なことです。
それは、今までどのように英語学習をしてきて挫折したのか、或いは、ゴールはどのようなレベルを目指しているのか。など、具体的に書き出す作業で講師とあなたが双方同じ「地図」を見ながら、最適なコースを講師が選びコーチング出来るようにするためです。この記事では、その手順と範囲を解説します。
目次
英会話教室選びで成功している人が作成していたチェックリスト
学校やスクール選びで重要なことは、実は、そこが提供している料金や内容だけではなくて、あなた自身についての分析ができているかどうかです。なぜ、学校に通おうとしているのか、一人で学習できない理由は? 或いは、ひとりで英語学習を以前やっていたけど挫折した? なぜ? あなた自身が認識している弱点は? それ本当?
チェック内容(その1):目標・時期の確認
あなたが英会話学校に通う目的をまずは明確にしましょう。その上で、入学申し込み前にスクールの担当者と情報共有して、担当講師を決めてもらいましょう。目標を関係者と共有することは非常に重要です。
① 目標・到達したい時期
② 目標と到達時期の理由
③ 留学・英語での大学・各種試験の受験の有無
チェック内容(その2):今までの英語学習ロードマップって書ける?
今まで独学、或いは、スクールに通っていた人であれば、あなたの英語学習のロードマップ(英語学習の履歴)を作成してみましょう。
④ どのような(市販、或いはスクール用意の)教材を使用して学習してきたのか。
⑤ どのように学習してきたのか。
チェツク内容(その3):一番 重要な点 実は◯◯!
一番、重要なことは
⑥ 『あなた自身がご自分で認識している弱点はなんだと思うのか。』
ご自身が認識している『弱点』が、必ずしも”正確”とは言えないからです。良く耳にするのが、「相手が何を言っているのかは大体分かるんですが、答えられないんですよね。」と、言ったお話です。事実であれば、この方には瞬間作文とスピーキングなどを取り入れるようなカリキュラムを提案すると思いますが、本当に相手が何を言ってるのかが分かっているのであれば、つたない英単語を使ってでも良いので答えられると思います。それが、出来ないというのは、そもそも、相手が何を言っているのかが、本当は理解できていないのではないかと疑います。
実は、弱点には二つあります。
⑥ー1 メンタルな弱点の有無
⑥−2 学習上の弱点。(これは、主に単語、文法やリスニングなど。)
独学してきて、結果が出せなかったのは何がネックだったとあなた自身思うのか。冷静に思い出してみましょう。
勉強方法?
モーチベーション?その原因は、疑問に思ったことがすぐに聞ける相手がいなかったから? スクールは”一応”通った? そのあとの英語学習の習慣はいつの間にか消滅?
モーチベーション維持のために相手が必要なのか、或いは、質問・疑問にすぐに回答してもらえる便利屋講師が必要?
ここで、洗い出すことは、メンタルな弱点の洗い出し。と、学習上の弱点の二つです。
チェックリストを共有
チェックリストが ⑦ 目標・到達時期・今までの英語学習のロードマップ・弱点(メンタルと個別の英語技能)が作成できたらー
⑦ チェックリストをスクール担当者と共有しましょう。
その上で、担当の専任講師を決めてもらいましょう。
共有したら必ずやるべきこと!
共有したら必ずあなたの担当講師に次のことを確認しましょう!
⑧ 設定した目標にどのように到達するのか説明してもらいましょう。
⑨ あなた自身が認識している「弱点」が本当に「弱点」なのかどうかも合わせてコースが始まってから確認しましょう。
この時、非常に重要なことが、そのスクールで提供しているカリキュラムがあなたの希望に合っているのか。
使用する教材が目的実現に適しているかのどうかを授業が始まる前に担当講師と共有する。この時、なぜ、その教材が目的実現に適しているのかを担当講師から説明を受けましょう。ご自身で納得できるのか、疑問が残るのか自問してみましょう。
特に、英検・TOEIC©︎・TOEFL©︎などの試験英語であれば教材なども非常に成熟しているので教材の選択誤りは避け安いとは思います。また、相当研究もされているのでカリキュラム自体に誤りがあるとすると理由はレベルのミスジャッジです。但し、TOEIC©︎に関して新形式対応であることを確認するこは重要です。
問題はビジネス英会話の教材です。どれも、似たような教材なのですが、どのような実務実務経験者が書いているのかどうか。どのような分野で活躍されていらっしゃた実務経験者なのかが重要です。この点を見落としている方が非常に多いです。
どういう事かというと、非常に単純です。
高級フレンチのレストランで使用される言葉と下町の食堂で使用される言葉は同じ日本語でも、使用される言葉遣いは違います。
いずれの場合も、厨房などでは怒鳴り声などはあるとは思いますが、文化と言うものが異なりますので、どうしても、Chemistryに基づく言葉遣いは自ずと違って来ます。この点を反映しているビジネス・コミュニケーションの教材は非常に少ないです。
従って、みなさんが、これからは学ぼうとされる英会話がどのような企業を意識したテキスト内容になっているのかは確認した方が良いです。
まとめ
チェックリストを作成するポイントをまとめるとー
① 目標と到達したい時期
② 目標と到達したい時期の理由
③ 留学・英語での大学・各種試験の受験の有無
④ どのような(市販、或いはスクール用意の)教材を使用して学習してきたのか。
⑤ どのように学習してきたのか。
⑥ 『あなた自身がご自分で認識している弱点はなんだと思うのか。』
⑥−1 メンタルな弱点の有無
⑥ー2 学習上の弱点。(これは、主に単語、文法やリスニングなど。)
⑦ チェックリストをスクール担当者と共有しましょう。
⑧ 設定した目標にどのように到達するのか説明してもらいましょう。
⑨ あなた自身が認識している「弱点」が本当に「弱点」なのかどうかも合わせてコースが始まってから確認しましょう。
以上、ぜひ実施して決して安くない費用でスクールに通って、結果を引き寄せて、あなた自身の人生を動かしてください!
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