Spring Equinox and Japan’s Seasonal Culture: Ohigan, Botamochi, and Ohagi
春分の日が近づいています。
アメリカ人の友人に日本の伝統的な季節の行事について説明したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「春分の日」「お彼岸」「ぼた餅」「おはぎ」などについて、英語での表現と共に詳しく解説します。
目次
春分の日 (Spring Equinox Day) とは?

春分の日(Shunbun no Hi / Spring Equinox Day)は、毎年3月20日頃に訪れる昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。
日本では国民の祝日として定められており、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としています。
英語での表現:
- Spring Equinox Day (春分の日)
- Vernal Equinox (春分)
- “A day to praise nature and show affection for all living things” (自然をたたえ、生物をいつくしむ日)
この日は単なる季節の変わり目ではなく、日本人にとって先祖を敬い、自然との調和を感じる大切な時期です。
お彼岸 (Ohigan) の意味と期間

お彼岸(Ohigan)は、春分・秋分を中心とした7日間の期間を指します。
仏教的な意味では「彼岸」は悟りの世界を表し、この時期に先祖供養をする習慣があります。
英語での表現:
- Ohigan (お彼岸) – Buddhist memorial services
- “The other shore” (彼岸) – symbolizing the realm of enlightenment
- Ancestral memorial period (先祖供養の期間)
お彼岸の期間は以下のように分けられます:
- 彼岸入り (Higanniri) – 彼岸の初日
- 中日 (Nakabi) – 春分・秋分の当日
- 彼岸明け (Higanake) – 彼岸の最終日
基本的な説明
“Let me tell you about Spring Equinox Day in Japan.”
「春分の日について話しましょうか?」
“In Japan, both the Spring and Fall Equinox days are national holidays.”
「日本では春分と秋分の日は祝日なんです」
“Ohigan is a seven-day period centered around the Spring and Fall Equinox.”
「お彼岸は春分と秋分を中心とした7日間の期間です」
お彼岸の意味を説明する
“Ohigan is a Buddhist observance when we honor our ancestors. It’s an important time for memorial services.”
「お彼岸は仏教の行事で、先祖を敬い供養する大切な期間です」
“The word ‘Higan’ in Buddhism refers to the ‘other shore’ or the realm of enlightenment.”
「’彼岸’という言葉は仏教で悟りの世界を意味します」
“During this period, families traditionally visit their ancestors’ graves.”
「この期間には家族でお墓参りに行く習慣があります」
春のお供え物:ぼた餅 (Botamochi)

春のお彼岸には「ぼた餅」(Botamochi)をお供えします。
これは餅米を使った外側のもち部分と、中の小豆あんからなる伝統的な和菓子です。
牡丹の花に似ていることから「ぼた餅」と名付けられました。
英語での表現:
- Botamochi (ぼた餅) – sweet rice cakes with red bean paste
- “Rice cakes named after peony flowers” (牡丹の花にちなんだ餅菓子)
- Spring offering sweets (春のお供え菓子)
秋分の日 (Autumnal Equinox Day) とおはぎ

対して、秋分の日(Autumnal Equinox Day)は9月22日または23日頃にあり、こちらも国民の祝日です。
秋のお彼岸には「おはぎ」(Ohagi)をお供えします。
ぼた餅と基本的な材料は同じですが、萩の花にちなんで名付けられました。
英語での表現:
- Autumnal Equinox Day (秋分の日)
- Fall Equinox (秋分)
- Ohagi (おはぎ) – sweet rice cakes named after bush clover (萩)
ぼた餅とおはぎは見た目はとても似ていますが、季節によって呼び名が変わる点が日本文化の季節感の繊細さを表しています。
ぼた餅とおはぎについて説明する
“Botamochi and Ohagi are actually the same food, but the name changes depending on the season.”
「ぼた餅とおはぎは同じ食べ物ですが、季節によって呼び名が変わります」
“In spring we call them Botamochi after peony flowers, and in fall we call them Ohagi after bush clover flowers.”
「春にはぼた餅、秋にはおはぎと呼びます。牡丹と萩という花にちなんでいます」
“They’re traditional offerings made from sweet rice and red bean paste.”
「これは餅米と小豆あんで作った伝統的なお供え物です」
お彼岸の伝統的な習慣

お彼岸期間中、日本人は以下のような習慣を行います:
- お墓参り (Ohaka-mairi / Grave visiting) 家族で墓地を訪れ、墓石を清め、花や線香をお供えします。
- 精進料理 (Shojin ryori / Vegetarian Buddhist cuisine) 動物性食品を避けた精進料理を食べる家庭もあります。
- 寺院参拝 (Otera-mairi / Temple visiting) 先祖の供養のために寺院を訪れることも一般的です。
アメリカ人の友人への説明ポイント

アメリカ人の友人に説明する際は、以下のポイントを強調するとわかりやすいでしょう:
- 春分・秋分は単なる季節の変わり目ではなく、先祖とのつながりを感じる宗教的・文化的に重要な時期であること
- 日本人は自然の変化と調和して生きる文化を大切にしており、それが食べ物の名前(ぼた餅・おはぎ)にまで反映されていること
- お彼岸は家族の絆を再確認し、亡くなった家族を敬う機会であること
文化的な背景を説明する
“For Japanese people, the changing of seasons has special significance.”
「日本人にとって、季節の変わり目は特別な意味を持ちます」
“This time is an opportunity to feel harmony with nature and reconnect with our ancestors.”
「この時期は自然との調和を感じ、先祖とのつながりを再確認する機会なんです」
“In Japanese culture, there are special foods and customs for each season.”
「日本の文化では、季節ごとに特別な食べ物や習慣があります」
まとめ

春分の日とお彼岸は、日本の四季を大切にする文化と先祖を敬う心が結びついた美しい伝統です。
ぼた餅やおはぎといったお供え物を通じて、季節の移り変わりを感じながら先祖とのつながりを大切にする習慣は、日本文化の奥深さを表しています。
アメリカ人の友人に日本の文化を紹介する際は、単に翻訳するだけでなく、その背景にある意味や価値観も伝えることで、より深い異文化理解につながるでしょう。
外資系企業への英語面接サポート・サービスで不安を解消しましょう!
stephenpong.com では、おひとりおひとりに合わせて
英語面接のサポートをレジュメの作成段階からご指導致します
まずは、お問い合わせください
自分で用意した英文レジュメはこれでいいのかな?
英語面接の質問とその答え方はどう準備したらいいの?
英語の面接に不安を感じる、模擬面接で練習したい?!
これらのお悩みをすべて解決します!
お気楽に下記フォームからご相談ください!
人生を動かしましょう!
ごく稀に、返信メールがお客様の迷惑フォルダに紛れ込んでいる場合がありますのでご注意ください。