経済学用語と心理学用語に「埋没コスト・認知不協和」という、言葉があります。非常に重要な専門用語です。
聞いたことありますか?
実は、英語会話などの学習する上で非常に重要な用語です。
ちなみに、英語の上達にどのくらいお金をかけていますか?
各種の試験などの目標に到達していればいいですが、そうでなければ “?” ですよね。
英語を身につけるのに1000時間の学習時間が必要であると一般的に言われています。
全て、オンライン英会話に投資したとしたら、大凡(30分)500円X2x1,000=1,000,000
かかります。それで、どこまで結果が出るのか?
この記事を最後まで読んで頂ければ、英語学習のロードマップの軌道修正が科学的に容易にできるようになります。
埋没コスト・埋没費用について
英語表記は沈んでしまった経費でSUNK COST(SUNKは動詞SINK(沈む)の過去分詞。変化はSINK・SANK・SUNK。)
埋没コスト、或いは、埋没費用とは既に投下した資金のうちで回収不能な資金を意味します。
例:2時間の映画のチケットを1800円で購入したとする。映画館に入場し映画を観始めた。10分後に映画がつまらないと感じられた場合にその映画を観続けるべきか、それとも途中で映画館を退出して残りの時間を有効に使うべきかが問題となる。
- 映画を観続けた場合:チケット料金1800円と上映時間の2時間を失う。
- 映画を観るのを途中でやめた場合:チケット代1800円と退出までの上映時間の10分間は失うが、残った時間の1時間50分をより有効に使うことができる。
この場合、チケット代1800円とつまらないと感じるまでの10分が埋没費用である。この埋没費用は、この段階において上記のどちらの選択肢を選んだとしても回収できない費用である。よってこの場合は既に回収不能な1800円は判断基準から除外し、「今後この映画が面白くなる可能性」と「鑑賞を中断した場合に得られる1時間50分」を比較するのが経済的に合理的である。
しかしながら、多くの人は1800円を判断基準に含めてしまいがちである。
(出典:wikipedia)
ここで、重要な点は映画鑑賞をやめるという選択肢を採用できるかどうかです。つまり、英語学校に置き換えると、「効果が無い、或いは、効果が感じられない」と、思った瞬間さっさと辞めることができるかどうか。
多くの場合、「結果は最後まで続けないとわからない」と、いう考え方が支配的で、途中で辞めるのは効果よりも、スクールのサービスや対応、講師の質に原因がある場合が多い。
認知不協和について
英語表記はCOGNITIVE DISSONANCE。
認知不協和とは、人の心理の中に存在する相矛盾する考え方が同時に存在する状態をいう。
良く用いられる事例として、タバコが挙げられる。健康に悪いと知りながら吸い続けるという状態。矛盾する考え方が共存する状態をいう。
別な事例では、ギャンブルがあります。負けが混むと、周りの友人はそろそろ、辞めるように説得するが、辞められない。なんとか、負けを取り返そうとする状態。
英語学習の脱落理由
英語学習の脱落理由の多くは認知不協和と密接に関係しています。
一時期社会問題にもなった悪質な英語学校などがこれに当たります。結果が出ると信じて授業料を全納する。
結果が出るまでの投資額がリーズナブルであれば問題ないのですが、長年、英語学校に通い続けて、いまだに喋れないヒト。
既に、「〇〇円と△△年を英語学習に掛けてきたので、ここでやめられない。」と、感じているヒト。
実は、結果を出すためのメソッドそのものがそのヒトに合っていないかも知れません。例えば、机に向かっての学習って、そもそもが、学生時代のスタイル。それで、結果が出なかった原因を勉強の方法に求めてる気持ちはわかりますが、勉強の仕方を変えたところで、
シュクダイをする時間がそもそもないのであれば、結果は出ませんよね。
留学と国内スクールの損益分岐
途中で諦める方は、思い切って、短期留学する選択肢を真剣に考えた方がいいかもです。
会社の休職に伴うマイナスと短期留学の費用が均衡する金額が先ほどの埋没コストの損益分岐になります。
英語を身につけるのに1000時間の学習時間が必要だとして、全てをオンライン英会話に投資。すると、大凡(30分)500円X2x1,000=1,000,000 必要です。
英語漬けになるんだったら、半額の50万円ででもできますよ。留学を検討した方がいいかも。
まとめ
英語学習をする多くの方は、自身の希望する結果に到達するまでの投資コストが高いのが実感です。
中途半端に続けるよりも、思い切って短期留学することで環境そのものを変える選択肢を真剣に検討する必要がありますよね。
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stephen pong
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