Business Communication

外資社内で絶対使ってはならない英語フレーズ 代表的な8フレーズ

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外資は結果がすべて。

これは、事実です。

そのために、個人の能力に依存しています。

じゃー、結果の出なかったあなたを解雇するかどうかの判断基準はなんだと思います?

タイトルは、外資で絶対に使ってはいけない英語フレーズ。

解雇の判断基準とどのような関係があるのか?

ちょっと、混乱してしまいますよね。

最後まで、読んで頂ければ、なぜ、ここで、社内で絶対に使ってはいけない英語フレーズを覚える必要があるのか、その理由がわかります。

どの英語フレーズも見たり聞いたり、或いは、あなた自身社内で実際使っているかもしれません。

ぜひ、この記事を最後まで読んで参考にして頂ければと思います。

外資の社内で絶対使用してはいけない英語フレーズ

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ここで、紹介する英語フレーズはどれも、私が実際使って、失敗したフレーズばかり。

NYにいたとき、注意された、叱られた、呼び出されたものばかり。

会議室に呼ばれ注意。

トレーディングフロアでみんなの前で注意。

痛い経験の中から覚えて外資の社内で使ってはいけない英語フレーズです。

どれも、みなさんが既に知っている、或いは、場合によっては、使っているかも知れない。

最後まで、この記事を読んで頂ければ、なぜNGなのか、その理由が理解出来ますよ。

すると、外資で求められているスキルが実際どのようなものかも、見えてくるようになります。

It’s not fair.

フェアじゃない!

不当だ!

It’s not fair.

外資はそもそも、個人の能力主義の土台の上でチームワークを求める職場。

個人の能力はみな、違います。

入社したときから、違います。

最初から、「差」があるんです。

それを前提にしないと、外資の職場は成立しない。

差があって当然だという意識からスタート

例えば、あなたがプレゼン用の資料作成を上司や先輩社員から頼まれ時間を欠けて作成。

ですが、実際のプレゼンはあなたの後輩社員や同僚社員が行う場合ー

当然、なぜ自分が作成した資料でプレゼンさせてもらえないのか、疑問に思います。

 重要なことは、感情的になって、上司や先輩に聞きに行かないこと。

自分に何が足りないのか?

次回、指名してもらうには、何をスキルアップさせたらいいのか?

冷静に、事実に基づいて議論することが肝要

👉 決して、感情的にならないように!

👉 日本企業以上に、”感謝の念” には、評価が集中します。

以下に参考例を記載しておきます。

 何を実際やったか→感謝→何が足りなかったのかを確認

It was an exciting task.

Took a deep data dive on the issues and start doing the root cause analysis, simply to figure out the reason behind.

It was a foremost challenging week for me.

I was more than happy to forward the presentation honor to my colleague Joe, whom he did a fantastic demonstration.

However, for my future reference, it would be helpful, if you can guide me with the skills that I need to improve, so that I can take the honor to present next time.

あくまでも、自身に足りなかったものがなんであるのかを聞く立場と姿勢でアプローチ。

This is not my job.

なにか、頼まれたりしたときに、たまに、

“This is not my job ! It’s not my job !”

と、言い返す新人がいます。

確かに、例えば人事部のスタッフとして採用されておきながら、突然営業をするように

指示された場合なら、”This is not my job!” と言いたくなります。

ですが、この場合も、冷静にー

“I don’t think this is what I’m supposed to do.”

“I report to 誰々. And my job spec is this 〜.”

などと切り返すのが、マナー。

外資では、部署によって、ひとりが様々なことを掛け持ちでやる場合が往々にしてあります。

バックオフィス的な業務から。

そういう時に、なにか頼まれたりしたらー

“Let me do it right away.”

“I’ll do it right away.”

気持ちよく切り返すことが重要。

あなたに対する評価はあがります。

This is not my fault.

何か仕事をして、うまく行かなかった。

或いは、誰か違うヒトのエラーで仕事全体が失敗したようなときー

自分を反射的に守ろうとするヒト

自分に自信がないヒトの典型的なフレーズ。

チームワークに適さない人材。

こういうヒトに限って、聞きもしないのにー

This is not my fault ! It’s not my fault !

なにか、チーム内でうまく行かないことがあったら、ー

あなたに求められていることは、ー

速やかに、修復する・改善すること

誰のミスかを調べることは、あなたの仕事ではないです。

修復する、改善することが、あなたに求められていること。

上司や先輩は見ています。

あなたのミスでは無いことを見るヒトは見ています。

ですので、

 あえて、あなたがいう必要はありません。

正しい、切り返し方はー

Okay, Let me fix it right away.

または

Let me locate the cause and modify it right away.

このように、言えば、あなたの評価はあがります。

That’s the way how we do it.

仕事の方法はひとつではありません。

いろいろな方法を試す姿勢は常に必要です。

テクノロジーも数週間で陳腐化する時代、ひとつの方法に固執すると、取り残されます。

“This is how we do it !”

 自分の成長を止めてしまう、フレーズです。

外資の仕事術では、様々な方法を試す姿勢が重要。

そういう場合ー

I’ve tried, X, Y and Z. Each resulted in P, Q and R. 

But I’m glad to try something more effective if you can guide me.

意味はー

👉 X,Y そして、Zの各方法でやってみた。

👉 結果はそれぞれ、P,Q そして Rだった。

(結果に満足しないならー)

👉 喜んで効率のいい別な方法でやります。ですので、教えてください。

外資で求められることは、結果。

ですが、それ以上に、

大切なことは、コミュニケーションというソフトスキル。

 コミュニケーションひとつでチームのパフォーマンスは大きく変わります。

ひとつの方法に固執することなく、柔軟姿勢が求められる。

I’ll try. But I don’t know when it’ll be done.

なにか、頼まれたら、

一応、やってみるよ。いつできるか分からないけど。

外資では「一応」する仕事はないですよ。

すべて、結果コミットで着手します。

そして、重要なことはー

時間の観念、期限の観念

仕事を頼む方はあなたのコミットメントリストは見えません。

あなたが、優先順位を決めなければならない。

あなたが確認しておく情報は、

 いつまでに、その仕事を仕上げないといけないのか?

期限を確認しておく必要があります。

でないと、あなたは優先順位をつけられませんよね。

Let me do it right away. By the way, when would you like it to be done ?

気持ちよく切り返せば、あなたの評価はあがります。

Well, I did my best.

頼まれた仕事が間違っていた。

こういうこともあります。

そのような場合、

Well, I did my best.

ベストを尽くしたかどうかは、どうでもいいこと。

当たり前のことです。

そうじゃなくて、ー

Let me get it right next time.

ひとこと、

 次回は正しくやります。

と、言えばいい。

I don’t know.

ビジネスの世界で、

“I don’t know.”

さすがにないです。

質問されて、答えられないことって、よくあります。

そういうときは、シンプルにー

“Let me find it out and get back to you.”

これが、言えれば、仕事はどんどんあなたに回ってきます。

しんどいと思っていませんか?

それは、大きな間違いです。

 回ってくる仕事ひとつひとつが、チャンスになります。

 あなたの昇進・ボーナス・海外転勤…。

 ポジティブに考えるクセをつけましょう!

No problem.

なにか、仕事を頼まれたりしたら ー

“No problem”

間違いではないが、プロっぽくもない。

こういうとき、ー

“I’d be happy to …”

ひとこと、ポジティブに切り返せば、いいです。

 チームみんなから、好かれるようになります。

外資転職チャンネル PONGのまとめ

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記事を最後まで読んでくださり、有り難うございます。

外資とひとくちに言っても、コンサーバティブな企業文化の外資から、最近できたばかりのスタートアップのIT系外資まで、いろいろ。

ここで紹介する、使ってはならない英語フレーズは外資のなかでも比較的、歴史や企業文化を重んじる、コンサーバティブ系の外資に共通すること。

外資で重要視されているスキルが、”コミュニケーション” であることが少しは、理解出来ましたでしょうか?

面接するかどうかは、レジュメのあなたのハードスキルで決めます。

採用するかどうかは、実際会ったあなたのソフトスキルで決めます。

そして、結果の出なかったあなたを解雇するかどうか、あなたのソフトスキル、とりわけ、

コミュニケーション・スキルで決めます。

ここで紹介した参考フレーズはどこに行っても使用OKな表現です。

ぜひ、参考にして、今から使って頂ければと嬉しいです。

きっと、周りのあなたに対する評価は変わりますよ!

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